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変形ロボットがアニメの世界からついに現実に?!掲載日:2018/04/27

3Dプリンティングの「?」や「!」ついてお伝えするコラムです。

今週ご招待いただいて向かった東京近郊某所で、世界で初めてと思われる「人が乗れる変形ロボット」が初公開されました。昔アニメや映画で見ていたようなロボットが現実に動くのを目の当たりにして、驚き、感動を覚えました。それはどんなのもで、3Dプリンティングとの関係は…

筆者紹介

丸岡 浩幸

丸紅情報システムズ株式会社 製造ソリューション事業本部モデリングソリューション技術部アプリケーション推進課エキスパート。Stratasys プロフェッショナル向け3Dプリンターの新しい使い方を開発提案する業務を主に担当。3Dプリンティングで日本のものづくりに役立つ何かを探し続ける日々。

人が乗れる人型変形ロボット「J-dite RIDE」初公開イベントに参加

さて、先回のコラムで、「次回も海外の話題を」とお伝えしましたが、今週急遽大変興味深いイベントに参加したのでそちらを先にお伝えし、海外の話題は次回にすることにしたく、お許しいただければ幸いです。

昨年8月のこちらのコラムでもご紹介したことがありますが、次世代を作るロボット技術の研究を行う「Project J-deite」は、14歳の時に映画やアニメの変形ロボットを見て、「いつか作って自分も乗りたい!」という夢を夢で終わらせず実現するために「株式会社BRAVE ROBOTICS(ブレイブ ロボティクス)」を30歳で設立されたロボット建造師 石田賢司さんが率いる、2020年代中に全高5メートルとなる「J-deite Oringinal」建造完成を目指すプロジェクトです。

まず最初の成果として2014年に「J-deite Quarter」(ジェイダイト・クォーター)を完成公表されました。これは約1.3メートルの変形ロボットで、人型から車型、車型から人型への変形が可能で、 人型では二足歩行、車型では車輪による走行で移動することができるものです。

その次のステップとして、乗用人型変形ロボット「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)の開発建造を進められてきましたが、ついに4月末の東京近郊某所にて関係者限定の試作機のお披露目会が開催され、弊社から3Dプリンターをご導入ご使用いただいていた関係でご招待頂き、筆者も参加させていただきました。

そして大勢の方々が見守る中、ついにその姿を現しました。そのプレスリリースはこちら

 

J-dite RIDE ロボットモード 右が石田様

これは、株式会社BRAVE ROBOTICS社と、ソフトバンクグループでロボット・ソフトウエア事業を行うアスラテック株式会社、テーマパークなどの遊戯機械製造事業を行う三精テクノロジーズ株式会社の3社によるジェイダイト・ライド有限責任事業組合により開発製造されたものです。またデザインには、「機動戦士ガンダム」など数多くのメカデザインを手掛けられた日本初のメカニックデザイナーである大河原邦夫氏が協力をされたそうです。

全高約4m、重量約1.7tのロボットは、近くで見ると写真より迫力がありました。この後ロボットモードでの足踏み、自動車の形になるビークルモードへの変形、石田様と、アスラテック社のロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」により開発に参加されたチーフロボットクリエーター 吉崎航様の2名が実際に乗った状態でまたロボットモードに変形する実演をされました。

変形の様子はこちらの動画でご覧ください。

https://youtu.be/kSiXI10Nv2U

 

ビークルモードに変形後

これは実際に見ないとなかなか伝わりませんが、とても複雑な変形モーションですが、イメージデザインにかなり近く、アニメやCGの中で見たようなものが現実に動くのを目の当たりにして、驚き、感動し、そして筆者に世代としては子供のころに見たアニメヒーローとも重なり、どこか懐かしい気持ちにもなりました。

 

さまざまな部品を3Dプリンティングで

石田様は以前よりStratasys FDMプリンターuPrintをレンタルでお使いいただき、現在はF170を試作や実使用部品製作にお使いいただいており、J-dite RIDEにも下記のような部品製作に活用されていました。

3Dプリント製ヘッドライトカバー

 

3Dプリント製ドアミラー

 

3Dプリント製ブラケットカバー

 

3Dプリント製ハウジング

デザイン形状を忠実に再現したり、金属部品が直接見えたり触れられたりしないためのカバーなど、必要ですが軽量も求められるような部品に、適材適所で樹脂3Dプリントを活用されている良い例かと思います。

今後当面はイベントなどで活用されるようですので、皆さんもどこかでご覧になる機会があるかもしれません。

これで終わりではなく、さらに大きいロボットの開発も進められるとのことで、3Dプリンティングもさらに役立てていただけるのではないかと期待し、引き続き応援していきたいと思います。

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