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変わる自動車部品と3Dプリンティングの関係は?掲載日:2018/06/05

3Dプリンティングの「?」や「!」ついてお伝えするコラムです。

国内各地で様々な展示会が多数開催されていますが、自動車産業の展示会は、特にここ数年出展ブースも来場者も増えているように見えます。これはご存知の通りクルマが大きな変革期に入り、作り方、使い方、それに伴う自動車部品が急に大きく変わることから、今まで以上に最新情報収集が必要になっているからかと。そんな部品の変化と3Dプリンティングの関係は…

筆者紹介

丸岡 浩幸

丸紅情報システムズ株式会社 製造ソリューション事業本部モデリングソリューション技術部アプリケーション推進課エキスパート。Stratasys プロフェッショナル向け3Dプリンターの新しい使い方を開発提案する業務を主に担当。3Dプリンティングで日本のものづくりに役立つ何かを探し続ける日々。

自動車部品はどう変わるのか?

1992年から毎年開催されている「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2018 横浜(主催:公益社団法人自動車技術会)」が今年も5月23~25日に開催され、筆者も24日に調査に行ってきました。(丸紅情報システムズ株式会社は7月11~13日の人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋には出展予定です。)

「自動車技術者のための国内最大の技術展」であることから、自動車、自動車部品、それら製造や試験計測に関する会社や機関の、最新またはこれからの技術・製品・研究成果展示が中心で、ビジネス展示会とはちょっと違う雰囲気と内容です。

特にここ数年、自動車は電動化、IT(コネクテッド含む)化、自動運転化など大きな変化の時代に入り、当然自動車と部品はカタチ、作り方、使い方も当然変わってきていて、上記展示会でも「これからどう変わるか?」を見せる展示が多かった様でした。

その中で印象的だった展示は、ヤマハ発動機様が東京モーターショー2017で公開展示された、人工知能を搭載する二輪車のコンセプトモデル「MOTOROiD」で、モーターショーでは混んでいてよく見られませんでしたが、今回近くで見ることが出来ました。

どのようなものかはこちらの動画をご覧ください。

良いか悪いかは別にしても、機能とデザインはこれまでの二輪車と大きく変わっていて、部品もものすごく変わっていることが分かります。

乗用車でも大きく変わるのが、運転席周り。メーターからカーナビ、エアコンなどの操作パネルが曲面液晶パネルになり、ルームミラー、ドアミラーが鏡からカメラ+液晶ディスプレイに置き換わることで、デザインも部品も全く違うものになってっていくようです。

例:カルソニックカンセイ様のブース展示品

その他、ヘッドライド、テールライトもLED化などによりクルマの印象を大きく左右するますます重要なデザインアイテムになりそうです。

自動運転電気自動車には3Dプリント部品が

今回もますます多くの電気自動車の展示がありましたが、筆者の目に留まったのは株式会社ティアフォー様が開発された自動運転電気自動車「Milee」でした。

まず見た目がかわいらしく、かつシンプル、機能的で、丸目のライトはちょっとレトロな感じもあり、日本の街にも溶け込みやすいのではと思いました。

Mileeの開発製造には株式会社カブク様が協業されていることが公表されており、写真の赤枠の部品はFDM方式樹脂3Dプリンターで造形された一体部品が使われていました。

カブク様も自社展示ブースで、同様の電気自動車用外装部品を展示されていました。

このように、1台もしくは少数台生産される電気自動車の開発、もしくは実使用部品生産には3Dプリンティングが多く使われ始めており、今後も増えていくと見ています。

3Dプリンティングに求められることも変わる?

皆様もよくご存知の通り、自動車のデザイン検討模型やコンセプトモデルにはこれまでも3Dプリンティングが多く使われてきましたが、このように部品やデザインが変わると、3Dプリンティングに求められる材料、機能、品質も変わってくることは間違いなく、3Dプリンターメーカーもそれに応えるべく新しい材料、プリンターの開発を進めています。

そのような最新情報をご紹介する機会として、2018年6月20日(水)~22日(金)に東京ビッグサイトで開催される第29回 設計・製造ソリューション展(DMS) に弊社丸紅情報システムズ株式会社も例年通りブース出展するべく、準備をしています。

弊社丸紅情報システムズが今年2月に代理販売契約を発表したDesktopMetal社のStudioシステムもサンプルや実機展示をする予定です。Studioシステムの概要と一連の造形作業がわかる最新動画が公開されましたので、こちらもご覧ください(英語のみで申し訳ございません)。

詳しくは追って弊社から様々な方法でご案内いたしますので、ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。

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