製造ソリューション事業本部 03-4243-414303-4243-4123

製造ソリューション事業本部

TEL : 03-4243-4123

3Dプリンターとは?

3Dプリンターとは、樹脂の層を細かく積層させ、立体モデルを造形する装置のことです。3DCADデータと3Dプリンターがあれば、型や工作機を介さずに、直接モノを製作することができます。Industry4.0といった現代の産業革命を加速させるツールとして活用が広まっています。




3Dプリンターの2大用途

RP

Rapid Prototyping

ラピットプロトタイピング

3Dプリンターで「模型」を作る

設計や解析結果の3Dデータを短時間でそのまま3Dプリンターで「現物立体化」することで、より速く正確な設計検証、コミュニケーションを実現します。大量生産・実使用品を型成形、切削などで製造する場合の試作、実験などに適します。


DDM

Direct Digital Manufacturing

ダイレクトデジタル
マニュファクチュアリング

3Dプリンターで「実用品」をつくる

型割などの制限がない自由度の高い最適化設計を行い、3Dデータからそのまま3Dプリンターで製造することで、革新的な機能とデザイン、重量削減などを実現します。従来にない少量生産品や製造用治工具を製造する場合に適した全く新しい工法です。






造形方法

Stratasys社の3Dプリンターは、大きく2つの造形方式に分かれています。リアルプラスチックを使って高強度・高耐熱のモデル造形が可能なFDMシステムと、多彩な樹脂を使って高精細なモデル造形が可能なPolyJetシステムです。

FDM(熱溶解積層法)方式

FDM(Fused deposition modeling/熱溶解積層法)とは、ABSなどの熱可塑性樹脂を熱で溶融、積層することでモデルを造形する方式です。優れたX・Y軸の高速動作制御とZ軸の精密な昇降コントロールにより、寸法精度に優れたモデルの造形を実現しています。


PolyJet(インクジェット法)方式

液状の光硬化性樹脂をインクジェットプリンタのようにドットで吹き付け積層すると同時に、UVランプで露光・硬化させモデルを造形する方式です。最小積層厚0.014mm*という微細な積層により、滑らかな表面を持ったモデルの造形を可能にしています。






多様なニーズに応えるストラタシスの3Dプリンター

ストラタシスの3Dプリンターは豊富な造形材料と機能性に優れていることが特徴です。「FDM方式」と「PolyJet方式」を取り揃え、 お客様のニーズに合わせて最適な3Dプリンティングソリューションをご提供します。




3Dプリンター活用シーン

①
開発期間を短縮する

オフィスに3Dプリンターがあれば、すぐに自社内で試作品をつくることが可能になります。試作を外注した時の納品を待つ時間がなくなれば、開発期間全体の短縮が期待できます。

②
コストを削減する

設計やデザインの段階から実際のモデルを3Dプリンターで出力して手に取ることができれば、PCのモニター上ではわからなかった問題点や、思わぬ利点を早くに発見することにつながり、事前に検証を繰り返すことができれば、最終的な金型のやり直し費用を削減することが期待できます。

③
コミュニケーションを加速させる

実際に造形物に触れること・見ることで、新たなアイディアが生まれます。頭の中で生まれたデザインや概念、アイディアをCADデータに起こせば、すぐに造形して実物として手に取ることができます。最終形に近いイメージで確認を進めることができ、コミュニケーションを加速させます。

④
設計・検証を正確にする

3Dプリンターで作った試作品で、実際の部品と組付けの確認を行うことができます。強度のある材料も使えるので、耐熱・耐久性のテストを行うこともできます。

⑤
簡易型や治工具をつくる

金型を作る前の簡易型の製作や、少量生産の治工具を製作することにも向いています。

⑥
実用パーツ・最終製品をつくる

3Dプリンターの利点である「設計の自由度」を活かし、従来工法には無い、新しい形状や機能性をもったモノをつくることができます。




3Dプリンターのことなら
お気軽に当社へ
お問い合わせください

TOP