経済状況、企業間競争の圧力を背景に、企業はDAMA(Design Anywhere,Manufacture
Anywhere)ビジネス戦略を迅速に取り入れようとしています。テクノロジーの進展に伴い、製品の差別化が一層強く求められるようになっています。そのため、製品は複雑さを増し、情報通信機能やソフトウェアなど多種多様なコンテンツが搭載されるようになりました。このような環境下で、企業は製品サプライチェーン間に横たわる、プロセスやデータコミュニュケーションの深刻な障壁、特に複数の設計分野間に存在する障壁を取り除くソリューションが必要とされています。
製品開発を期間内・予算通りに、しかも費用がかさむエラーを発生させることなく進行させるために、これら複数の設計分野(電気、半導体、メカニカル、ソフトウェアなど)は、エンタープライズ製品データの表示で連動する必要があります。このように、関連するすべての設計分野でコラボレーションとデータ共有を実現するのが同期設計です。
ENOVIA Engineering Central には、同期設計ソリューションの実現に関わるビジネス課題に対応する次の機能が用意されています。
●社内外のリソースで構成されるグローバルな開発チーム間のコミュニケーションとコラボレーションの能力を高める機能
●ソフトウェア、エレクトロニクス、メカニカル要素を組み合わせたBOM 情報を管理する、高度な部品表管理機能
●正しい情報を適切なユーザに適正に提供する、グローバルな製品開発・変更プロセス
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ENOVIA Engineering Central を使用すると、部品・部品関連設計ファイルやその他の技術文書の作成、改訂、廃棄の作業が容易になります。標準と企業固有の属性を使用して、製品仕様と部品属性が収集されます。属性をどのように組み合わせても検索と比較が可能なので設計の再利用が促進されます。高度な部品管理機能により、製造部品番号と関連メーカーを場所別に追跡できます。関連するオブジェクトとそのリビジョン(改訂版)の間でもインテリジェントリンクが保持されるので、ユーザは関連する情報を簡単に検索、トレースできます。
代替・代用部品がサポートされるので、製造現場は柔軟な対応が可能になります。
コンポーネント技術者は、MPN を作成して関連メーカーを選定できます。コンポーネント設定とステータスは場所別に管理されます。
予備部品/ サービスキットを規定し、製造・サービス要件に対応して組み立てと関連付けることができます。
ENOVIA Engineering Central によって、ユーザはBOM を作成、比較、マークアップ、編集、コピーすることができます。また、統合されたブラウザによって、マルチレベルのBOM を簡単にトレース、編集できます。さらに、以下のような事前定義した複数のレポートが生成されます。
全レベルまたは選択したレベルの製品BOM 構成を提示します。マルチレベルAVL レポートは、追加されたMPN とメーカーの詳細を補足します。さらに、製造場所固有のAVL レポートには、外注したグローバルな製造をサポートするための情報が記載されます。
製品構成の任意のレベルのコンポーネント使用情報を提示します。変更の影響度分析に役立ちます。
BOM 比較レポートは複数のBOM を比較し、部品や部品点数に相違点があれば指摘します。
このBOM 統合レポートは、マルチレベルBOM における部品使用と部品数量を要約したシングルレベル部品数量リストを作成します。このレポートは、調達プラニング・プロセスに役立ちます。
ENOVIA Engineering Central は、生産が進行中の新製品や既存の製品の設計変更プロセスを公式化、文書化、管理するために使用するツールを提供します。リビジョン管理、マルチプル・イフェクティビティ・タイプ、履歴監査トレース証跡などの先進的なコンフィギュレーション・マネジメント機能によって、設計の整合性と設計変更のトレーサビリティが実現されます。
ECR によって、ユーザは部品や組み立てに関連した問題や必要な変更を確認できます。ECR 起案者は変更内容を実行するために必要な作業を詳細に示すために、スケッチ、部品仕様、あるいは図面などを添付できます。必要な場合は、複数のECR 要求を1 つのECO に組み込むことができます。
ECO は、ECR が承認されると自動的に生成されます。ECO は、変更の実行方法を指定し、改訂した事項項目と変更された内容を添付資料として添付します。また、ECO はワークフロー手順ECO を遂行するために必要な製品チーム・メンバーの承認順序や権限を指定します。
ENOVIA Engineering Central のパフォーマンスを強化する多数のオプション・パッケージインテグレーション製品が用意されています。これらのパッケージインテグレーションは、MCAD、EDA、ソフトウェア管理やCADデータ管理ツールからダイレクトに、製品構造とドキュメントを取り込みます。



