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人気ゲームソフト「龍が如く」の世界観を支えるために近年、20万本でもヒットといわれる中、「龍が如く」シリーズは累計400万本を超える。ゲームはもとより、映画や小説でも主人公や登場人物になりきれるかどうかは、面白さの分かれ道になる。だから同シリーズではリアルさに徹底してこだわっている。 |
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1年1作、人気シリーズは時間との戦い「龍が如く」は、人気映画のように1年に1作のペースでシリーズ化されている。次はどうなるのか。続きを待つ楽しさも大きい。しかし、その分、開発サイドの負荷は増大する。「一般的なゲームの開発期間は18ヶ月から24ヶ月といわれています。「龍が如く」シリーズは、2年くらいかかる規模でありながらも12ヶ月で開発しています」と、第一CS研究開発部 第二プログラムセクション グループリーダーの時枝浩司氏は話す。 しかも、12ヶ月がすべて開発期間になるわけではない。最後の数ヶ月は動作テスト、そして不具合の修正の繰り返し。ゲームを心ゆくまで安心して楽しめるように、動作テストは徹底して行われる。当然、開発作業はひっ迫していくが、ゆずれないところは安易に妥協したりはしない。「ゲームの開発もソフトウェアの開発も本質的な意味ではあまり変わりはありません。ただ、クオリティの良し悪しを決める基準が大きく違います。特に当社の場合、面白さがすべての基準になります」(藁間氏) インタラクティブな要因が大きいため、ゲームの面白さは実際にやってみないとわからない。「仕様書通りにつくっても、面白くなければ作りなおします。ときには仕様書通りに作らないこともあります。結果として面白ければそれが正解なのです。作りなおせば、また動作テストが必要です。動作テストの回数が増えれば、ビルド※処理の時間と回数もそれに比例して多くなります」(時枝氏) ビルドに要する時間とはコンピュータの処理時間だ。ビルド処理を高速化できれば次の作業にすぐ移れる。ゲーム開発の効率性においてそのメリットは計り知れない。 ※ビルド |
ゲーム開発に時間を創り出す「IncrediBuild」藤本氏が所属するCS R&D 推進部は、家庭用ゲームソフトの開発において、必要な機材、ネットワーク、ストレージなどの選定から導入、運用まですべてを担当している。開発部門に特化した情報システム部という位置づけだ。 |
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