今でこそ3Dプリンターは多くの人に周知されていますが、当社は1990年代前半からアメリカとイスラエルに本社を構えるストラタシス社の3Dプリンターを取り扱い、さまざまなメーカーのニーズにお応えしてきました。私は名古屋支店に勤務し、3Dプリンターの顧客サポートを担当。点検や修理を中心に、お客様の問い合わせにも対応しています。また、購入を検討しているお客様に向けて、実際に3Dプリンターで作成した造形物を提出しています。お客様からお預かりしたデータを用いて、配置や外観、強度などを検討し、要求を満たした造形物を出力していきます。このほか、3Dプリンターのメーカーから最新機種の情報や最新の技術情報を入手し、日々の顧客サポート業務に活かしていくことも大切な仕事の一つです。
私が勤務する名古屋地区は製造業が盛んな地域で、お客様の多くが、自社の製品開発に3Dプリンターを活用されています。3Dプリンターには「スピード感を持って試作品を造形できる」という強みがあり、お客様の要求に対して迅速に対応することができます。取引先は支店周辺に限らず、日本全国にまたがります。先日も、沖縄に出張に行ってきたばかり。各地に飛んで機械のメンテナンスをできるのは、旅好きの私にとって何よりも楽しいことです。「おかげで助かっているよ」とのお声をいただくこともあり、「お客様の製品開発の一助となっている」という実感が、この仕事のやりがいとなっています。また、名古屋支店は部署間のつながりがとても深く、支店全体で情報共有をしながら仕事を進めています。これは本社・支店共に共通した風土だと思いますが、社員同士の仲が非常に良いですね。私たちも温泉旅行に行ったりと、支店のイベントを大いに楽しんでいます。
もともと海外に興味があり、学生時代は国際教養学部に在籍。1年間のスペイン留学を経験し、「自分と異なる価値観や考えを持つ人々と交流することの楽しさ」を感じてきました。私がMSYSに入社したのは、IT系の商社として国内外の先端技術商材を数多く扱っていると知ったから。また、採用面接で受けた質問が非常に独創的で、そこからMSYSの多様性を感じ取ったことも入社を決めた理由になっています。現在、私は名古屋支店に勤務していますが、いずれは学生時代から抱いている「海外と関わる仕事がしたい」という思いを叶えたいですね。そのためのステップとして、社内研修制度を利用し、仕事の合間に英会話教室に通っています。まずは英語での対面コミュニケーションスキルを磨いて、いずれは新規商材の立ち上げなどに関わることができたら本望です。