1G/10Gbpsネットワークに対応するフローマネジメントツール インモン社Traffic Sentinelバージョン3販売開始-無線通信、IPv6トラフィックゾーンにも対応

ニュース
2008年06月16日
丸紅情報システムズ株式会社

丸紅情報システムズ株式会社(本社:渋谷区渋谷3-12-18 社長 吉光 澄)は、米インモン社(InMon Corp. 社長:ピーター・パール(Peter Phaal)氏 所在地:カリフォルニア州サンフランシスコ 設立1996年)が開発したsFlow(※1)対応ギガビットネットワーク監視ツール“Traffic Sentinel(トラフィック・センチネル)” の新バージョン(商品名:インモン・トラフィック・センチネル バージョン3)の販売を本日より開始します。

「インモン・トラフィック・センチネル」(※2)は、1G/10Gbpsのハイスピード・ネットワークにおいて、1システムで5万ポート以上をモニタリングするネットワーク監視ソフトウエアです。

今回発売する「インモン・トラフィック・センチネル バージョン3」は、従来製品で実現してきた1ギガビット/10ギガビット毎秒(1G/10Gbps)の大規模ネットワークに対応する基盤はそのままに、(1)無線通信ネットワークのモニタリング機能(sFlow® Wireless standard ( sFlow 802.11 ))追加、(2)IPv6対応(IPv6トラフィックのゾーン識別機能を初採用)の主要機能をはじめ、(3)各パケットの流れ(フロー)を視覚化するレポート上での各項目の詳細表示・解析機能を簡易的な操作環境で実現します。今回のバージョン3での機能拡張により、高速で更に大規模なネットワークに対応するフローマネジメントを実現することができます。
「インモン・トラフィック・センチネル バージョン3」の販売価格は、法人向けが250万円~、教育機関向けが167万5千円~です。丸紅情報システムズでは、通信キャリア、データセンター、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)、金融機関、大企業、官庁など、大規模ネットワークの企業、団体を中心に販売し、初年度(販売開始後1年間)1.5億円、次年度3.5億円の売上げをめざします。

機能強化の主な項目は以下のとおりです。

1.ヒストリー・エクスプローラー機能
新機能「ヒストリー・エクスプローラー」を使用すると、トラフィック・ヒストリー(トラフィックの定時的な記録)の探査的分析が可能になります。例えば、チャート内のバーをクリックすると、フィルターが追加される、あるいは、マウスでドラッグすると指定のインターバルへズームインします。一度作成したいチャートを保持すると、クリックすることによりスケジュール・レポート内のセクションとして、それを定期的に実行させること(記録の更新と保持)が可能です。

ヒストリーエクスプローラ機能画面

2. トラフィック・ファクター
「トラフィック・ファクター」は、トラフィック・メニュー下に追加された新機能です。選択したトラフィックの特性付けを行う場合、前バージョンでは、「Top-Sources」, 「Top-Destinations」, 「Top-Flows」, 「Top-Protocols」(※3)の各トレンドを把握する機能がありました。インモン・トラフィック・センチネルバージョン3では、各トレンドを個別に把握する代わりに少なくとも11以上の異なる観点から成り立つ指標を集計して即時に一覧表示する機能(「ファクター・ツール」)を付加したことによって、確認したい全ての情報が把握でき、集約した最良の分析結果が提供されます。また、同一の管理画面上に補填されているフィルターやドリルダウン・バーをクリックすると、サークルやトレンド・ツールにスイッチ・バックしフォローアップします。

InMonダッシュボード画面

ファクターツール

3.リアルタイム・チャートでのカスタム時間軸設定
リアルタイム・チャートの表示時間設定で一時間以上の設定が可能になりました。

InMonダッシュボード画面

リアルタイムチャート表示画面

4.” sFlow®Wireless standard ( sFlow 802.11)”のサポート
WiFi アクセスポイントやコントローラー内に実装し、トラフィック・モニタリングを行うための仕様を拡張しました。もし、お手持ちのワイヤレス・デバイスがこの仕様をサポートしている場合、Air Interfaceに対して可視性が拡張され、恐らくもっとも脆弱性があり予期出来ないであろうネットワークのトラフィック・パターンをモニターすることができます。Air-Interfaceの輻輳は、低速で接続しているホストによって簡単に発生します。このように、実際に利用可能な帯域幅は、たとえ通過するトラフィックが少なくても減少しています。低速なトラフィック・ソースや大量なトラフィック・ソース、またはワームのアクティビティ(活動状況)の状況を把握するのに役立ちます。

InMonダッシュボード画面

sFlow®Wireless standard ( sFlow 802.11 ) 機能画面

5.IPv6 ゾーン・グループのサポート
ネットワーク上のホストがIPv6を使用している場合、設定でIPv6 CIDR(Classless Inter-Domain Routing)を設定するとトラフィックがどのゾーン・グループに属しているかを把握可能です(新機能)。

InMonダッシュボード画面

IPv6トラフィックのゾーン識別機能画面

6. カスタム・ポート・レベル表示
トラフィック > ステータス で、スイッチやルータへドリルダウンした時、各インターフェイスに対して見たいフィールドのみを示すようインターフェイスのテーブルのカスタマイズが可能です。例えば、ifIndex, ifSpeed, ifAlias, Hostname カラム(区分)のみを表示したい場合等に有効です。

InMonダッシュボード画面

カスタム・ポート・レベル表示

7. パフォーマンスとスケーラビリティの改善
インモン・トラフィック・センチネル バージョン3は、顕著なパフォーマンスとスケーラビリティの改善がなされました。それにより、(データコレクション)データ収集とデータクエリの処理能力が向上しました。特にマルチコアサーバやメモリを4GB以上搭載するサーバにおいて顕著です(超過RAMはオペレーティング・システムによってディスクキャッシング、つまり、トラフィック・ヒストリーデータの同時系列データに対する連続したクエリアクセス時のパフォーマンス向上の際に使用されます)。

InMonダッシュボード画面

ダッシュボード表示例

従来製品「インモン・トラフィック・センチネル」の年間保守契約加入ユーザには、無償でアップグレード版を提供致します。
「インモン・トラフィック・センチネル」は、Red Hat ES/ASあるいはFedora用に設計されたハードウェアで稼動するWEBベースのアプリケーションです。推奨ハードウェアスペックは、以下のとおりです。
小規模構成(1,000スイッチポート)の例
CPU: PentiumIV×3GHz メモリ:2GB(4GB以上推奨) ディスク:80GB NIC:100Mbps
OS: Red Hat Enterprise Linux 3/4/5 ES/AS、FedoraCore5,6,7,8

※1【sFlowについて】
InMon社が開発したsFlowは、監視対象データを特定の割合で間引いて取得し、統計学的手法によりトラフィック情報を生成する新しい手法です。sFlowは、ルータやスイッチなどのネットワーク接続機器にASIC(特定用途向けIC)として搭載する新しいネットワーク・プロトコルの標準化技術です。ネットワーク機器ベンダー向けに、*IETF RFC3176として2001年9月より公開され、無償提供されています。
*IETF:Internet Engineering Task Force インターネットに関する技術の国際標準化団体
RFC:Request For Comment インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETFが正式に発行する文書
現在、sFlowは、ファウンドリ・ネットワークス、HP(ヒューレット・パッカード)、エクストリーム・ネットワークス、アラクサラネットワークス、アルカテル・ルーセント、Force10ネットワークス、日立、NEC、アライドテレシス、H3Cなど、多くのベンダーに採用されています。

※2【インモン・トラフィック・センチネルについて】
1G/10Gbpsのハイスピード・ネットワークにおいて、1システムで5万ポート以上をモニタリングするネットワーク監視ソフトウエアです。トラフィックの使用状況を常時監視・分析し、引き起こされている問題の原因を特定します。従来のネットワーク監視に用いられる一般的なネットワーク・プロトコル技術のSNMP(Simple Network Management Protocol)に加え、sFlow※1やシスコ・システムズの定めるNetFlow (V.1, V.5, V.7, V.9)、ジュニパー・ネットワークスのJ-flow、リバーストーンのLFAP、ヒューレット・パッカードのExtended-RMONをサポートし、データ転送速度が毎秒10ギガビットの高速ネットワーク監視に対応します。

※3「Top-Sources」, 「Top-Destinations」, 「Top-Flows」, 「Top-Protocols」:インモン・トラフィック・センチネル バージョン3での各機能呼称

【InMon社について】】
InMon社(InMon Corp. 社長:ピーター・パール(Peter Phaal)氏 所在地:カリフォルニア州サンフランシスコ市、設立:1996年)は、スイッチおよびルータで構成されるハイスピード・ネットワークのトラフィック・モニタリング・ソリューションを提供するリーディング・サプライヤーです。ミッションクリティカルなアプリケーションやサービスを管理し、必要な情報を提供するツールでネットワークの問題を解決します。世界中の顧客には、医療、教育、サービスプロバイダー、法人と多岐に渡ります。sFlowの開発元として、トラフィックマネジメント効率化のため、業界を代表するスイッチベンダーと深く協調しています。詳細についてはhttp://www.inmon.com/を参照ください。
【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、丸紅株式会社の事業会社で、製造・流通・サービス業を中心とする様々な業界へ、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを提供します。
2007年10月1日に「丸紅ソリューション」と「丸紅情報システムズ」の2社が結合し、新生「丸紅情報システムズ」が誕生しました。
丸紅情報システムズは、インモン社Traffic Sentinelの国内総販売代理店です。
<お問い合わせ先>
丸紅情報システムズ株式会社
URL: http://www.marubeni-sys.com
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
広報室(プレス関係者窓口)電話:03-5778-8885 ファックス:03-5778-8999
<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
プラットフォーム&ネットワーク事業本部 デジタルマーケティング営業部
電話:03-5778-8712

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