【背景】
パンデミック対策、在宅勤務やサテライトオフィス、モバイルなど、オフィスから離れた場所でも業務を行える環境の構築に、手軽で安価なインターネット回線とデータを暗号化して送受信するソフトウェア、もしくはネットワーク装置を活用したインターネットVPN(仮想私設網)を利用する企業が増えています。
しかしインターネットVPNには、通信相手が増えるたび端末の設定を変更しなければならないことや、通信経路を制御するセンターに通信負荷が集中し、センターのネットワークの回線容量や設備に増強が求められるといった課題もありました。
SaaS型端末管理機能でインターネットVPNを楽々運用
端末設定不要のフルメッシュ型インターネットVPNサービス登場
通信プロトコルにSIPを採用
丸紅情報システムズ株式会社(略称:MSYS /エムシス 本社:渋谷区3-12-18 社長 小川 和夫)は、SaaS型端末管理機能を搭載しVPN通信端末の設定・管理を不要にしたインターネットVPNサービス「MrVPN(エムアールブイピーエヌ)」の提供を11月1日より開始します。
MrVPNは、ソフトウェア開発の株式会社リファイナー(本社:中野区本町2-2-11、社長 小薗 誠)が開発・販売するVPNシステム「+rVPN(プラスアールブイピーエヌ)」に、MSYSによるシステム運用・管理のアウトソーシングサービスを付加し、月額課金で提供します。
MrVPNは、MSYSが自社のデータセンターで管理システムを運用し、サービスを利用する顧客企業のVPN通信を行う端末情報を一元的に管理します。VPN通信を行う場合は、管理システムに照会し、接続可能な端末の情報を得ることが可能。運用中に端末が増えても、増えた端末の情報を管理システムに登録するだけで、インターネットVPNを利用した通信が、既存の端末と行えます。端末自身に通信相手の情報を設定する方式と比べ、接続する端末の追加・変更が容易です。
データの送受信は端末同士が直接行うピア・ツー・ピア方式です。管理システムは接続の仲介のみ行い、データの送受信には介在しません。特定の箇所に負荷が集中しないフルメッシュ型*1の通信環境が構築可能です。
管理システムはインターネット経由でソフトウェアを利用できる「SaaS(サース)」型のサービスとして提供します。そのため管理システムの構築に関するコストの負担は、発生しません。
VPN通信を行う端末には、拠点設置用のネットワーク装置と端末PC用ソフトウェアを用意しています。
利用料は端末PC用ソフトウェアを利用するタイプで月々3,800円/台(税抜き)、ネットワーク装置を利用するタイプで月々5,800円/台(税抜き)です。
MSYSでは、事業継続やセキュリティに関心の高い企業を中心に拡販を進め、サービス提供開始から1年間で2億円の売上を目標にしています。
MrVPNの管理システムおよび端末には、株式会社リファイナーが開発・販売するVPNシステム「+rVPN」を利用しています。+rVPNの特長は、通信の接続用プロトコルにSIP*2を採用し、管理システムによる端末情報の一元管理を実現していることです。
▼MrVPNの主な特長▼
[構築・運用の手間を大幅削減]
端末のVPN通信設定が不要。MSYSがSaaS形式で適用する管理システムに端末を登録するだけでインターネットVPNを利用した安全な通信が行えます。
[様々なネットワーク環境で利用可能]
通信会社や接続回線の制限なく利用できます。またイントラネットに設置された端末や固定IPアドレスを持たない端末とも通信することが可能です。
[VoIPやストリーミングにも最適]
通信遅延の少ない通信方式(UDPプロトコル)を利用しているため、VoIP、TV電話、ストリーミング放送などでの利用にも適しています。
インターネットVPNサービス「MrVPN」紹介サイト:http://www.marubeni-sys.com/network/mrvpn/
*1 フルメッシュ型
複数端末がそれぞれ1対1対の通信で結ばれ、網の目状の通信網を形成するネットワーク形態。
特定の端末間に障害や負荷が発生しても、他の端末間の通信に影響ないことが特長です。他にハブアンドスポーク型やスター型と呼ばれる、複数端末間の通信が特定箇所を経由して行われるネットワーク形態があります。
*2 SIP
Session Initiation Protocol(セッション イニシエイション プロトコル)の略称。
通信接続の生成、変更、切断を行うプロトコルで、HTTPと似たシンプルさと拡張性の高さが特徴です。IETFよりRFC3261として標準化されています。IP電話の接続用プロトコルとして広く普及しており、NGNにも標準プロトコルとして採用されました。
RFC(Request For Comment):インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETFが正式に発行する文書です。
IETF(Internet Engineering Task Force):インターネットに関する技術の国際標準化団体
【株式会社リファイナーについて】 http://www.refiner.jp/
株式会社リファイナーは、以下の事業を、サービス事業者、メーカ、Sier、Nier、IPキャリアに向けて行う、B2B、B2B2Cモデルのネットワーク・ソリューション・デベロッパーです。
1.インテグレーション事業
ネットワーク・通信関連のソフトウェア開発、ハードウェア開発、及びソリューション開発。その他Linux、Windowsをはじめとする各種ソフトウェアの受託開発。
2.プロダクト事業
+r softシリーズのソフトウェアライセンスビジネス。+r softシリーズ搭載プロダクトの開発・販売。
3.サービス事業
+r softシリーズを利用したASP・SaaS他のサービス事業もしくはインフラ提供、運用保守。
【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォーム&ネットワーク、データセンターを軸とするビジネスサービスの4つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。
<お問い合わせ先>
丸紅情報システムズ株式会社
URL: http://www.marubeni-sys.com
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
広報課(プレス関係者窓口)電話:03-5778-8885 ファックス:03-5778-8999
<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社 ビジネスサービス事業本部 ネットワークサービス部
電話:03-5778-8631
2009年10月28日
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