MEMS用協調設計ソフトウエアの新版 電子デバイス設計の上流工程で、手間なく高精度なMEMSの動作解析を実現

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2011年02月18日
丸紅情報システムズ株式会社

丸紅情報システムズ株式会社(エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3-12-18、社長 小川 和夫)は、MEMS(*1)設計用ソフトウエア専業メーカーのコベンター社(Coventor, Inc. 本社:米国ノースカロライナ州、社長:マイケル・ジャミオルコフスキー/Mr. Michael J. Jamiolkowski、1995年設立)が開発した、MEMS用協調設計ソフトウエアの新版「メムス・プラス2.0(MEMS+ 2.0)」の販売を、2011年3月1日に開始します。

新版のメムス・プラス2.0では、電子デバイス開発において上流工程のシステムレベル設計(*2)で広く利用されている米マスワークス社(The MathWorks, Inc.)のシミュレーションソフトウエア「MATLAB®/Simulink®」(*3)に対応するMEMSの設計データを出力できるようになりました。

システムレベル設計の工程で、MEMSを搭載する電子デバイスの総合的な動作解析が高精度かつ容易に可能となり、MEMSに関連する設計上の不具合の早期検出に貢献します。システムレベルより下流の設計工程へ高品質の設計データを提供し、設計のやり直しや仕様の変更にかかる工数を削減します。

従来、システムレベル設計の工程で、MEMSを含めた電子デバイスの総合的な動作解析を行う場合、MEMS専用設計ソフトウエアで作られたMEMSの設計データを、システムレベル設計用シミュレーションソフトウエアで読み込み解析できる形式に手作業で変換する必要がありました。これにはMEMS設計担当者とシステムレベル設計担当者の多大な労力のかかるコミュニケーションを必要とした上、精度の高い解析の行える設計データを作成することは大変困難でした。3次元の機構を持つMEMSの設計は通常の電子デバイス設計では使われない知識や環境を必要とし、多くの企業でMEMSの設計に携わる部門は、電子デバイスの設計に携わる部門から独立して組織化されています。
その他、メムス・プラス2.0では、シミュレーションソフトウエア用に出力する設計データの品質を向上させ、シミュレーションソフトウエア上での解析速度を高めました。前版より対応している米ケイデンス・デザイン・システムズ社(Cadence Design Systems, Inc.)のカスタムIC設計・検証ソフトウエア「Virtuoso」(*4)でのメムス・プラス2.0で設計されたMEMS設計モデルの解析が、より高速に行えます。またMEMSモデルを構成するための各要素を表現するライブラリを拡張し、加速度センサ、圧力センサ等の多様なアプリケーションの設計に対応できるようになりました。

メムス・プラス2.0の販売価格は400万円(税抜き:使用期限1年間)から。
MSYSでは、発売開始から1年間で1億円の販売を計画しています。

メムス・プラスは、豊富な部品ライブラリを持つMEMS用三次元CAD、材料の物性や企業固有の製造情報等を蓄積し設計で簡単に利用可能にするデータベース、電子デバイス設計向けシミュレーションソフトウエアへ設計データを出力するインターフェースとシミュレーションソフトウエアの解析結果を取り込みMEMSの挙動を3D表示するといった、MEMSの設計に求められる様々な機能を提供します。

【コベンター社について】
コベンター社は1995年に設立され、マサチューセッツ工科大学(米国ボストン)との共同でマイクロマシンの解析シミュレーションを開発し、世界に先駆けてマイクロマシン解析ソフトウエアを商品化しました。すでに販売している主要製品「コベンターウエア(CoventorWare)」は、全世界のMEMSの主要メーカーを含む多くの企業・研究機関、大学・教育機関で使用されています。
【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォーム&ネットワーク、データセンターを軸とするビジネスサービスの4つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。
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