製造ソリューション事業本部 03-4243-414303-4243-4123

製造ソリューション事業本部

TEL : 03-4243-4123

Formnextフォーラム東京で学んだことは?掲載日:2020/09/29

先週開催された「Formnextフォーラム東京2020」に参加者として行ってきました。東京では久しぶりの3Dプリンティングに関する会場でのイベントでしたが、そこで学んだことは…

筆者紹介

丸岡 浩幸

丸紅情報システムズ株式会社 製造ソリューション事業本部モデリングソリューション技術部アプリケーション推進課スペシャリスト。Stratasys樹脂3Dプリンター、DesktopMetal金属3Dプリンターの国内外の活用情報収集発信、より良い活用方法提案、開発業務を主に担当。

「Formnextフォーラム東京2020」に参加

今年も早いもので残り3か月となりました。今年の初めにはこのような年になるとは全く予想できず、またこれまでと違う9か月でしたが、筆者はこれまでよりなんとなく長かったと感じています。皆さんはいかがでしょうか?

先回名古屋での展示会について書きましたが、日本の全体的な傾向として、「出来るだけ外出を避ける」から「感染防止しながら必要であれば外出する」に少しづつ変わってきていると思います。それに伴いビジネスでも人同士が会う機会が増える一方、当面はオンラインとの併用が続くと思われます。そのような中、9月24~25日の2日間、下記のイベントが開催され、筆者も参加してきました。

「Formnext Forum Tokyo 2020 / フォームネクストフォーラム 東京 2020」
https://formnextforum.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
主催:メッセフランクフルト ジャパン株式会社

このイベントは、このコラムでも何度か紹介している、ドイツ フランクフルトで開催される世界最大規模の3Dプリンティングに関する展示会である「formnext」(前回の様子はこのコラムでも紹介しました)の連携イベントで、初回の昨年より規模を拡大して開催され、ブース展示と多数の講演が提供されました。会場内撮影禁止だったので、写真はリーフレットのみでお許しください。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、今年11月のformnextは新型コロナウイルスの影響により11月10~12日に全てオンラインでの開催となります。
https://formnext.mesago.com/frankfurt/en/formnext_connect.html
(参加についての情報は今日現在未掲載)

昨年は東京にドイツから来られた方の講演を直接聞け、質問も出来たのですが、今年はビデオ講演とオンラインによる質疑応答となってしまったことは致し方なく残念でしたが、それでも国内の有識者、研究者、ユーザー、ハード・ソフト・材料・サービスを提供される方々からお話を伺うことが出来、大変勉強になりました。

ここでは詳しいことはお伝え出来ませんが、全体の傾向として見えてきたこととして、AM(アディティブマニュファクチャリング)は国際工業規格の制定も進み、日本国内でも理解、定着が広がり、特に実用部品製造の工法のひとつとしての装置(大から小まで)、材料、ソフトウエア、評価含めたツールやサービスが整ってきたと共に、その活用についても1社だけではなく「連携」する動きが増えてきたように感じました。

特に一般社団法人 日本3Dプリンティング産業技術協会が主催された業界団体セミナー「AM×DXで進化する製造SCMセミナー」では、これまでよくあった「装置は?材料は?精度は?」という話題ではなく、今年益々注目され、普及が加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)の中でAMはどうなっていくか、どう使うべきかという提言が多くあったのが印象的でした。

例として、慶應義塾大学 環境情報学部 田中 浩也教授の「AM × DX ~製造サプライチェーンの未来~」というご講演では、3Dプリンティングの特徴として「カスタマイズ(個別化)」「メタマテリアル(新しい機能・性能)」「持続可能社会(脱炭素・資源循環)」という新しい軸が示され、その実践研究の例として、人ごと、また左右も違う足の形状だけでなく、埋め込んだセンサーで歩行運動を計測し、それら多くの情報から靴をパラメトリックに設計・改良を繰り返し、軟質樹脂で3Dプリント、使用後は粉砕再利用する仕組みの研究が紹介されました。

このように、従来のものづくりの流れの一部だけを3Dプリンティングに置き換えることでQCDの改善に使おうとすると、様々な抵抗があったり、トレードオフがあったり、効果が少なかったりしますが、これまでと別のエンジニアリングチェーン、サプライチェーンをデジタル技術を基に作る中で3Dプリンティングを使うことが大きな効果につながるヒントだと考えました。

皆さんも以前と同じようには行かないと思いますが、それぞれの出来る範囲で増えつつあるオフライン、また引き続き多数行われるオンラインのイベントに参加されることで、3Dプリンティング活用のヒントを得られることをお勧めします。

オフライン、オンラインイベントのお知らせ

弊社丸紅情報システムズは、「第23回 関西 設計・製造ソリューション展(DMS関西)」へ出展いたします。

開催日時:2020年10月07日(水) ~ 2020年10月09日(金)
10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:インテックス大阪 MSYSブース:2号館5-21

ブースでは、3Dスキャナ(GOM社)、3Dプリンター(Stratasys社)、金属3Dプリンター(Desktop Metal社)などを展示します。筆者もブースにいる予定ですので、是非お立ち寄りください。

また、前述の慶應義塾大学 環境情報学部 田中 浩也教授のご研究発表やご講演も見ることが出来るオンラインカンファレンスが下記の通り開催されます。

4D and Functional Fabrication 2020(4DFF)

開催日時: 2020年10月15日(木)・16日(金)
開催方法 :オンライン開催 (Zoom使用予定ですが,発表方法,聴講方法は別途お知らせします)
参加費 :
4DFF研究会メンバー:無料
一般(上記メンバー以外):2,000円
主催: 4DFF研究会(日本画像学会) / 慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアム 共催

丸紅情報システムズ株式会社も協賛しており、筆者も協賛社講演で参加の予定です。

こちらも是非ご参加ください。

3Dプリンターのことなら
お気軽に当社へ
お問い合わせください

TOP