ATOS ScanBox Series 76000mmまでの大型で重量のある対象物の測定
ATOS ScanBox Series 7
ATOS ScanBoxシリーズ7は主に自動車メーカー、金型製作やプレス工場で使用されています。光学式3次元測定システムは製品開発初期段階の検証のための解析測定や生産段階での品質保証で活用します。
自動車のサイドパネルや組付け部品など最大6mまでの大型部品を測定できます。全体形状の測定データは穴パターン、トリムエッジうやキャラクターラインの解析が可能です。ATOS ScanBoxシリーズ7は他のアプリケーションで重量のある大型部品も測定・検査できます。
技術情報
ATOS ScanBox 7160 | ATOS ScanBox 7260 | |
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装置寸法 | 4750×10150×3900mm | 8750×10150×3900mm |
電源 | 200~500V(三相、32A) | 200~500V(三相、16A) |
最大測定物サイズ | 6000×1250mm | 6000×1250mm、回転テーブルエリア: 最大Ø 3000mm |
最大測定物重量 | 制限なし | 制限なし、回転テーブルエリア: 最大2000kg |
搬入口 | ライトカーテン | ライトカーテン |
開口幅 | 3050mm | 3050mm、回転テーブルエリア: 最大3400mm |
アンカ- | 必要 | 必要 |
ローディング方法 | 手動、搬入カート、パレットトラック、クレーン、 フォークリフト、無人搬送システム |
手動、搬入カート、パレットトラック、クレーン、 フォークリフト、無人搬送システム |
センサ | ATOS 5、ATOS 5X | ATOS 5、ATOS 5X |
テクノロジー
8軸キネマティクス
GOMは超大型部品測定に対応する新しい8軸キネマティクスシステムを開発しました。リニアレール、垂直リフト、ケーブル内臓多関節ロボットの組合わせによりATOSセンサの測定位置に高い柔軟性(8軸自由度)をもたらします。
モジューラーレイアウト
ATOS ScanBoxシリーズ7および8の統一化された構造部品とモジュール構造は需要に応じてシリーズ7の中での機能拡張、さらにシリーズ8への機能拡張も可能です。
回転テーブルエリア
ATOS ScanBox 7260はATOS ScanBox 6130と同等機能を保有した回転テーブルエリアを追加し、中型部品の追加測定を可能にします。回転テーブルに測定物をパレットシステムで搬入できるため、素早くかつ再現性の高い正確な位置決めを保証します。
センサテクノロジー
ATOSセンサは1スキャンあたり最大1600万の測定ポイントをわずか数秒以内でそれぞれの3D座標を取得します。
測定データが非常に詳細な再現性で形状化されるため、非常に小さな対象物の特徴形状も測定できます。

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