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塩野義製薬 導入事例

シオノギ製薬

シオノギ製薬新しい薬は、新しい命や人生を拓く。
たとえば、抗生物質は多くの人を苦しめた感染症の治療に大きく貢献した。
日本の医療業界で「抗生物質のシオノギ」と呼ばれている塩野義製薬。
1957年に制定された同社の基本方針はこう始まる。
「シオノギは、常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する。
そのために、益々よい薬を創り出さねばならない」
現在、肥満・糖尿病、ウイルス感染症などの治療薬の研究開発にも力を入れている。
基本方針の実践がCSR活動の核になっているという。
CSRを支えるITの活用にも積極的だ。
シオノギグループのIT運営を担っているシオノギ総合サービスでは2010年4月、
シオノギグループで利用する6,000台のPCにウイルス対策ソフトウェアとしてカスペルスキーを導入。
シオノギの取り組みと合わせ、
CSRに欠かせないセキュリティの考え方やウイルス対策を取材した。


「カスペルスキー」について

検知率はもとより、軽快な動作、コストパフォーマンス、USBメモリへの対応、運用の柔軟性、一元管理による効率性など、企業によって異なるウイルス対策のニーズにカスペルスキーは最適なソリューションでお応えします。ノートパソコンを含むオフィスのパソコンを一元的に管理し運用できるKaspersky Work Space Securityは、パソコンをウイルスやスパイウェア、ハッカー攻撃、迷惑メールなどの脅威から守ります。また、Work Space Securityに含まれるKaspersky Anti-Virus for Windows Workstationはファイアウォールや迷惑メール対策も統合した総合セキュリティ製品です。標準付属のAdministration Kitを使用することで管理者によるリモートでのインストールやアップデートなども行えます。

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人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供することがCSR

(左)森川 昭二 氏(中央)脇坂 哲也 氏(右)多賀 健二 氏病気は誰もが避けて通れない。しかし、画期的な医薬品の登場により、多くの人を苦しめてきた病気にもやがて治療の道が拓かれる。その代表格が抗生物質だろう。細菌にのみ毒性を示し、人体にはほとんど害をおよぼさない。その特徴により結核、赤痢、コレラなど、人類の脅威だった伝染病の治療に大きく貢献した。細菌性の肺炎や気管支炎、中耳炎などにも治療効果は高い。
日本で抗生物質分野を牽引しているのが塩野義製薬(以下、シオノギ)だ。1950年代から同社は抗生物質を事業の柱としながら、その一方で新薬開発の体制を整え、創薬型製薬企業としての基盤を築いていった。近年、グローバルで評価が高い高コレステロール血症治療薬クレストールも創り出した。
1957年に制定された同社の基本方針はこう始まる。「シオノギは、常に人々の健康を守るために、必要な最もよい薬を提供する。そのために、益々よい薬を創り出さねばならない」そして、次のような一文も添えられていた。「シオノギの人々が、人間として日々休むことなく向上しなければならない」
基本方針の実践がCSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)そのものであると同社の手代木社長も常々話されているそうだ。シオノギの社名は創業者、塩野義三郎に由来している。西南戦争の翌年、1878年(明治11年)、薬種問屋塩野義三郎商店を創設した義三郎が目指したのは、近代的な製薬メーカーだった。130年以上経った現在も、薬づくりへの思いは脈々と息づいている。


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グローバルで高い評価を獲得したクレストール塩野義製薬株式会社 吹田分室

グローバルで高い評価を獲得したクレストール

グローバルな製薬会社として成長を続けるシオノギだが、その道は決して平坦ではない。1970年代の医薬品の輸入自由化や度重なる医療費抑制のための薬価引き下げなど、国内医薬品業界をめぐる環境は厳しさを増していった。また、1990年代に入って医薬品市場の主役は、抗生物質から心疾患、高血圧、糖尿病、肥満など循環器系へとシフトし、売上構成の中で抗生物質の占める割合が大きかった同社は打撃を受けた。
こうした状況を打開するためには、画期的な新薬の開発と海外展開の推進が不可欠だった。21世紀の医薬品ビジネスを視野に、2000年から第一次中期経営計画がスタートする。動物薬や医薬品卸などの多角化事業を見直し医療用医薬品への集中を図り、海外の開発拠点を拡充。また、強みを持つ感染症に加え、循環器系やがん疼痛も重点領域として整備を行った。
現在、売上の90パーセント以上は医療用医薬品である。高コレステロール血症治療薬クレストールという主力製品も誕生した。クレストールは、国内販売はもとよりアストラゼネカ社に導出した結果、海外からも大きなロイヤリティ収入をもたらし、世界でさらに売上を伸ばしている。他にも高血圧症治療薬イルベタンや抗うつ薬サインバルタもグローバルでの評価が高い。2010年からは第3次中期経営計画が始まり、インフルエンザ治療薬ラピアクタを国内で販売開始、抗HIV治療薬として高い治療効果が期待されているインテグレース阻害剤も開発中である。
クレストールの特許が主要国で切れる2016年~17年に備え、同社では肥満・糖尿病などの代謝性疾患、ウイルス感染症、がん疼痛の3つの疾患領域を中心に、戦略的に新薬を絞り込み、グローバルな開発のスピードアップや生産体制の強化を図っている。
また、新薬の開発とともに力を注いでいるテーマが、適正使用のための必要かつ正確な情報提供だ。2010年7月、「感染症薬適正使用推進室」を設立。感染症治療薬のキーカンパニーとして、オピニオンリーダーとなるドクターと協力し抗生物質の適正使用を広く訴えていく活動もスタートさせた。


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多賀 健二 氏

セキュリティと情報活用という相反するニーズに対応するために

イノベーティブな創薬型製薬企業として活躍するシオノギは、経営基盤の強化やCSRを推進していく上でITの活用にも積極的だ。シオノギグループのIT運営を担っているのがシオノギ総合サービスである。同社の情報マネジメント本部 情報戦略企画事業部 事業部長 多賀健二氏は、現在、注力している3つのポイントをあげた。
第1点が、グループ全体のIT活用の支援だ。「2006年頃にはリソースをプライベート・クラウドで提供していくサービスを実現しています。当時、まだプライベート・クラウドという言葉はありませんでしたが、リソースの最適化やサービスの迅速化などの課題を解決していった結果、そのようなかたちになりました」(多賀氏)
人事、経理・財務などの間接業務全般も担っている同社にとって、ITを活用したグループ全体の経営効率の向上は重要なテーマの1つである。
第2点が、シオノギの根幹を支える研究開発や製造に関するシステムのサポート面の強化。そして、第3点が、CSRにも深く関わるセキュリティへの対応だ。
セキュリティに関して医薬品ビジネスならではの特長があるという。「さまざまな企業とアライアンスを結ぶことで医薬品ビジネスは拡大していきます。セキュリティを考える上でも他社との情報のやりとりは重要なポイントです。海外のメーカーとアライアンスを組むときは、当社のセキュリティポリシーや管理体制の実効性についてなど、細部に渡って情報提供が求められます」と同社 情報マネジメント本部 情報戦略企画事業部 課長補佐 森川昭二氏は話す。
シオノギでは特に研究開発部門のセキュリティ意識が高いという。「プロジェクトのメンバーやサポートスタッフは異動が多く、情報漏洩防止のために情報へのアクセス権をしっかりと管理することは必要です。しかし、一方では研究に必要な情報を利用できる環境も欠かせません。研究部門に限ったことではありませんが、セキュリティと情報活用という相反するニーズに対し、きちんとしたセキュリティポリシーで運営することができて、なおかつ大きなオーバーヘッドにならない仕組みの実現が重要です」(多賀氏)


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森川 昭二 氏脇坂 哲也 氏

グループで利用する6,000台のPCにカスペルスキーを導入

コンピュータ・ウイルス防御は、いまやCSRの観点からも重要だが、シオノギグループでは2008年頃から日々発生するウイルスに対応するためのパターンファイルのファイルサイズの拡大や業務データ量の増大などにより、パソコンのレスポンスが低下し日常業務に支障が生じるようになっていた。
この課題を解決するために、グループでPCの一括導入を行う2010年のタイミングに合わせ、ウイルス対策ソフトもリプレースすることになった。
次期ウイルス対策ソフトの採用ポイントについて「機能、パフォーマンス、運用管理、その他と、4つのカテゴリに分けて30項目くらいの要件を作成しました。大きな目的としては、レスポンス面の課題解決と集中管理への対応です」と同社 情報マネジメント本部 情報技術統括事業部(TM)脇坂哲也氏は語る。
最終的に同社の求めた要件に最も適っていたのが、カスペルスキーだった。パターンファイル更新時のダウンロードも差分ファイルのみで済み、モバイル環境でも快適に活用できる点や、わかりやすいインターフェースによる運用のしやすさもポイントになったという。
2010年4月、モバイルも含めて新規導入する6,000台のPCにカスペルスキーを導入。今後、研究開発用など、今回の対象となっていないPCにも展開していく予定だ。
カスペルスキーとのファーストコンタクトは、同製品の販売代理店である丸紅情報システムズへの問い合わせだった。「丸紅情報システムズでは自社内でもカスペルスキー製品を導入しているという話を伺って、いろいろな情報を提供していただけるだろうと思いました。実際、きめ細かくサポートしていただいています」(脇坂氏)
導入後、カスペルスキーの機能やパフォーマンスとともに、パソコンの性能向上もあってレスポンスの課題が解決。また、集中管理により内部統制面でも強化が図れた。「これまでは各PCのウイルス対策ソフトのバージョンまでは正確にわかりませんでしたが、集中管理により常に各PCの最新の状態を把握できます。ウイルスを検知した際も、従来はユーザに連絡してユーザ自身でウイルススキャンを実行してもらっていましたが、いまはセンターから直接できるためウイルス検知後の対応もより迅速に行えます」(脇坂氏)
ウイルス対策も、やはり個人の意識が大切だと多賀氏は話す。「モバイル環境で活用する場合、現在は2時間に1回の更新ですから、最新版のダウンロードがしやすい環境にあります。しかし、社内のイントラネットにアクセスしない限りは更新されません。情報漏洩に関する問題意識の共有化や制度面の改善も今後の課題です」
現在、シオノギの本社は塩野義三郎商店があった地に建てられている。1人の人間から出発した製薬への思いがグローバルな企業へと受け継がれ、世界の人々の健康に貢献していく。子供の頃、よく見ていた歌番組のナレーションを思い出した。「シオノギはあなたの健康に奉仕するため、今日もたゆみない努力を続けています」


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