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早稲田大学 導入事例

早稲田大学 環境総合研究センター

Dimension

XVD®、米国のベン チャー企業XVDコーポレーション(カリフォルニア州・サンノゼ)が、10年間にわたる研究の結果、開発したビデオ圧縮技術です。映像と音声をそれぞれ専 用アルゴリズムで圧縮することにより、映像データを158分の1にする驚異的な圧縮率を実現しました。DVDクォリティ(MPEG2:約5~7Mbps) と同等の画質を約1~1.5Mbpsで実現でき、高圧縮率とともに高品質な動画・音声を提供できる革新的な技術といえるものです。さらに、圧縮時に独自の 処理を加えて、「ブロックノイズ」※を防いでいるため、動きの激しい映像においても画像をくっきりと際立たせることができ、「人の目に優しい圧縮」を実現 しています。

※ブロックノイズ :
MPEG4のような通常の圧縮技術において、圧縮した映像を元に戻すと映像の一部がモザイク状になること。

XVD
学  歴: 2001年 東洋大学経営学部商学科卒業
2004年 早稲田大学国際情報通信研究科 修士課程修了(国際情報通信学)
2004年10月 早稲田大学環境総合研究センター プロジェクト研究員
専攻:教育工学・遠隔教育・マルチメディアサイエンス

早稲田大学本庄キャンパスは埼玉県本庄市の自然に囲まれた小高い丘の上にある。敷地内には上越新幹線「本庄早稲田」駅があり、建設された当時は大学名が新幹線の駅に始めて採用されたことで話題になった。 この2005年4月、理工学研究科 環境・エネルギー専攻の新規設立に合わせ、本庄キャンパスでは動画圧縮装置である「XVD® CamCast CX」を導入し、同システムを活用した遠隔講義を実施している。

まず、井原様が所属する研究センターの
現在の研究内容について教えてください。

井原氏:

私が所属する環境総合研究センター(以下、環境総研)は、21世紀の地球規模の環境問題に対応した研究開発を展開す る研究機関として2002年7月に設立されました。共創の理念に基づき諸機関と連携を図りつつ、民(生活市民)・産(企業市民)・官(行政市民)・学(学 界市民)が一体となった実践的な教育・研究を展開する場を構築し、持続的な発展が可能な循環型社会の実現に向けて研究開発を展開しています。


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その他にはどのような研究テーマがあるのでしょうか?

井原氏:

「グリーン水素モデル社会システムの構築」というテーマが、環境総研におけるメインの研究対象のひとつになっていま す。環境・エネルギー政策において、燃焼させたとしてもCO2を排出しない水素エネルギーの利用は、環境・エネルギー分野の現在のあり方を革新できるポテ ンシャルを有しており、水素エネルギー利用の特長である多種多様な水素製造法、特に副生水素、再生可能資源起因水素を想定した水素エネルギーの変換・貯蔵 の技術を確立し、利用ビジネスモデル試験を本庄・早稲田地域で実証することを目的としています。環境総研には、研究クラスターという仕組みがあり、一つの 研究テーマに対して複数分野の研究者が連携して取り組み、それぞれの研究範囲に添った成果を出し合っています。


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今回、遠隔講義を実現するために「XVD® CamCast CX」を
導入されましたが、きっかけは何ですか?

井原氏:

この4月に本庄キャンパスに理工学研究科環境・エネルギー専攻が設立されたのに伴って、座学の講義と演習系の講義が 大久保、本庄と2箇所に分かれてしまうという背景があったからです。ここまでキャンパス間に距離があると移動手段の問題、時間の問題、交通費の問題が発生 し、午前中に大久保で受講、午後に本庄でゼミとなると物理的に不可能になるのです。基本的にはそれぞれのキャンパスに直接足を運ぶことになっていますが、 必要に応じて申し込み制で「XVD® CamCast CX」を利用した遠隔講義を行っています。


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井原様が今回の「XVD® CamCast CX」の選定に加わった経緯を
教えてください。

井原氏:

実は、遠隔教育を専門に研究していたことがあるんです。研究の過程で、遠隔教育の実施事例をたくさん知っていましたので、今回の選定にも加わった次第です。もともと、「リーズナブルで、小回りの利くシステム」を探していたのですが、その候補の中でも「XVD® CamCast CX」は我々の求める要件を一番満たしていました。


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遠隔教育の研究をされていた井原様は
「XVD® CamCast CX」をどのようにご評価されていますか?

井原氏:

リアルな授業と遠隔教育の教育効果を比較する上で興味深いのですが、アメリカで遠隔教育を実施している小中学校のう ち、全国一斉テストの結果で基準を満たしている学校は実は1校もなかったというデータがございます。このデータだけを見ると、現状の遠隔教育のシステムで は実施の効果には限界があるといわざるを得ない。さらに、瞬目の回数を測定し学生の授業への集中度を調査したデータでも、やはりリアルな授業に比べて遠隔 教育は常に画面を見る必要があるため学生の集中度が低かった。それらのデータからもわかるように現在の遠隔教育の研究では、いかにリアルに近い講義を実施 するかということが課題となっているわけです。リアルに近い講義を実施するという点から言うと今回導入した「XVD® CamCast CX」の画質は従来のMPEG形式などの画像に比べ、格段に改善したと言えます。また、音声についても画像のビットレートと音声のビットレートを任意に設 定できるので、音を安定的に送ることが可能になっています。私は万一の音跳びを考慮してビットレートをいつも24Kに設定しています。24Kでも音質は充 分であると考えています。


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最後に早稲田大学本庄キャンパスでの
今後の遠隔講義の展望について教えてください。

井原氏:

本庄キャンパスにはいくつもの研究室があり、その分ゼミも複数開かれています。今は「XVD® CamCast CX」を持ち回りで使用していますが、将来的には各研究室に1台ずつ設置できたらと考えています。また、先ほども遠隔講義におけるいくつかの問題について お話しましたが、これからはまさに遠隔講義システムの教育効果が問われる時代だと思います。我々としてもこの「XVD? CamCast CX」を利用して、最終的には活きた遠隔講義の新しいソフトウェアの部分、つまり遠隔講義の教育効果をリアルな講義の教育効果に近いものにする仕組みを作 り上げたいと考えています。


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