「マテリアライジング展Ⅱ」出展作品におけるストラタシス製3Dプリンターでの造形協力について

丸紅情報システムズ株式会社

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3-12-18 社長:伊吹 洋二)は、7月19日(土)より開催される展覧会「マテリアライジング展Ⅱ」(主催:マテリアライジング展企画室/東京藝術大学金田充弘研究室、会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館)で出展される作品において、取扱い製品であるストラタシス製3Dプリンター「uPrint SE Plus」による造形協力を行いました。本展覧会において、『時里 充・後藤寛敬・山口崇洋・久保田晃弘/多摩美術大学 メディア芸術コース』の作品の一部と、台東区谷中にあるギャラリー『Hagiso』にて開催される関連展示の『類推する形態』の作品すべてにおいて、「uPrint SE Plus」による造形協力を行っています。

「マテリアライジング展Ⅱ」は、16組の研究組織やグループによる、ネットワーク型の創造にフォーカスした展覧会です。今日の情報技術の浸透と、レーザーカッターや3Dプリンターといったデジタルファブリケーション技術の広まりによってデジタルな制作環境が隆盛し、作り手の思考や手法が触発され、作品のあり様自体を変えていく可能性が広がっていること、さらに、テクノロジーの日常化があらゆる事物を柔軟にし、モノやコトそして「あいだ」やカタチをひとつのシームレスな地平に統合しつつあることに着目し、領域を横断しながら、独創から共創まで、知の現場のリアルタイムな断面を示すことを本展覧会のコンセプトとしています。(*i)

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演習Ⅰ"Transcription" 伝聞をもとに形を想像してモデリングする(奥から 後藤宏輔、戸石晃史、坂上えりか)

なお、本展覧会開催と同時期に出版される昨年開催「マテリアライジング展」の解読書『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質と そのあいだ』(millegraph社)において、昨年の展覧会出展者でMSYSの3Dプリンターユーザ(uPrint SE Plus)でもある、『類推する形態』企画者の永田康祐氏による、美術作品制作における3Dプリンター利用についてのインタビューが掲載されます。

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演習Ⅱ "Grafting"(部分) 2つの木材を切断してその断面をつなぐ (泉美奈子)

【マテリアライジング展について】

日程2014年7月19日(土) ~ 8月8日(金)
休館日7月22日(火)、7月28日(月)、8月4日(月)
開館時間10:00 ~ 17:00
会場東京藝術大学大学美術館 陳列館/東京都台東区上野公園12-8
主催マテリアライジング展企画室+東京藝術大学 金田充弘研究室
WEBhttp://materializing.org/
出展作家池田靖史、岩崎秀雄、小沢剛、久保田晃弘、城一裕、野老朝雄、中山英之、 羽藤英二、藤崎圭一郎、藤村龍至、他(敬称略) 参加研究機関 :東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、多摩美術大学、情報科学芸術大学院大学、東京藝術大学、他(順不同)

[関連展示 『類推する形態』について]

日程2014年8月2日(土) ~ 8月10日(日)
時間12:00 ~ 21:00
会場東京都台東区谷中3-10-25
WEBhttp://www.deductiveobjects.org/
概要東京藝術大学 芸術情報センターの開講授業である「CAD図法演習I」の成果展として、「マテリアライジング展II」の関連展示として開催。

【丸紅情報システムズの3Dプリンター事業について】
丸紅情報システムズの取扱い製品であるストラタシス製3Dプリンターは、全世界で約3万1千台が導入されており、世界No.1シェア(*ii)を誇ります。FDM方式・Polyjet方式の3Dプリンターを多数取り揃え、試作用途からデザイン検証、また実用部品の製造など、幅広くものづくりの現場で活用されています。丸紅情報システムズは、約20年を超えるストラタシスの正規販売代理店としての実績をもち、2012年に続いて2013年も同社によって世界で最もストラタシス製品・サービスの販売に貢献した企業として、世界トップリセラーに認定されました。

ストラタシス製3Dプリンター WEBサイト
http://www.marubeni-sys.com/de/3d_modeling/

【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力と、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。

<お問い合わせ先>
丸紅情報システムズ株式会社
URL: http://www.marubeni-sys.com
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
広報・業務推進部 広報課(プレス関係者窓口)
電話:03-5778-8885

<製品に関するお問い合わせ>
製造ソリューション事業本部
モデリングソリューション部
電話:03-5778-8583/8069

*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
*ニュースリリース記載の情報は発表日現在の情報です。記載の情報は予告なく変更される可能性があります。

*i : 参考 マテリアライジング展Ⅱ公式WEBサイトhttp://materializing.org/より
*ii : 出典 「Wohlers Report 2014」, p.118 : プロフェッショナル向けシステムの累計販売台数において