ストラタシス社製3Dプリンター 新材料キャニスター「Xtend500™」及び 新機種「Objet 1000 Plus」販売開始

丸紅情報システムズ株式会社

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3-12-18 社長:伊吹 洋二)は、2015年4月15日より、取扱い製品であるストラタシス社(Stratasys Ltd. 本社:アメリカ ミネソタ州・イスラエル レホボト、米国株式市場NASDAQ:SSYS、CEO:デイビッド・ライス氏/Mr. David Reis)の3Dプリンターにおいて、新材料キャニスター「Xtend500™」及び新機種「Objet 1000 Plus」の販売を開始します。

■ FDM方式(*1)3Dプリンター Fortusシリーズ新材料キャニスター「Xtend500™」
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「Xtend 500™」は、Fortus製品向けの新材料キャニスター(大容量マテリアルボックス)です。Xtend500™は従来の約5倍(約8,194立方センチメートル)の容量の材料をセットすることができるので、材料交換頻度を5分の1に減らし、400時間以上の連続稼働が可能です。例えば、材料を大量に使用する大型モデルも今までより効率的に造形することができます。
これにより、3Dプリンターによる生産の効率化をさらに加速し、物流コストや人件費の削減効果が期待できます。
Xtend500™は、既存製品であるFortus 450mcにおいて使用することができます。また、同じく既存製品のFortus 400mc、Fortus 900mcにおいては、同時に発売されたソフトウェア及びハードウェアのアップグレード「Fortus Plus®」を適用することによってXtend500™への対応、さらには今後リリース予定の新材料への対応を可能にします。(※)
(※)Fortus 450mcはFortus Plus®適応済み機種のためアップグレードの必要はありません。

<Xtend 500™対応の材料>
・ABS-M30 (色:アイボリー、ブラック)
・SR-30
・ポリカーボネート (PC)
・ブレイクアウェイ方式(*2)サポート材料
※各内容量 : 8,200cc

■ Polyjet方式(*3)3Dプリンター Objetシリーズ新機種「Objet 1000 Plus」
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Polyjet方式3Dプリンターの中でも最大の造形サイズを誇るObjet1000シリーズの新機種、Objet 1000 Plusを発売します。既存製品のObjet 1000と比較し、稼働効率の向上やEndur(PPライク樹脂)が材料として使用できるようになり、さらに生産性の向上が期待できます。概要は下記の通りです。

<Objet 1000 Plusの特長>
・ローラー、ヘッドの稼働効率が40%上昇
・廃棄物を25%削減
・Endur(PPライク樹脂)へ対応
耐久性の高い材料で大型モデルを造形することが可能になりました。
また、Endurを使ったデジタルマテリアル(複合樹脂)にも対応します。
・稼働可能時間の増加
ソフトウェアの機能強化、及びマイナーハードウェアのアップデートにより、稼働可能時間が増加しました。

【ストラタシス社製3Dプリンター WEBサイト】
http://www.marubeni-sys.com/3dprinter/

【ストラタシスについて】
ストラタシスは、3Dプリンターの世界No.1シェア(*4)を誇る、3Dプリンターメーカーです。FDM方式・Polyjet方式の3Dプリンターを多数取り揃え、試作用途からデザイン検証、またDDM(Direct Digital Manufacturing:実部品直接製造)(*5)など、幅広くものづくりの現場に導入されています。丸紅情報システムズは、1992年以来、20年以上にわたりストラタシスの正規販売代理店として同社製品を取り扱っています。2012年・2013年・2014年と3年連続で、世界で最もストラタシス社製品・サービスの販売に貢献した企業として、同社より世界トップリセラーに認定されました。

【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力とグローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。

(*1)熱溶解積層方式
(*2)造形後のモデルから手で容易にサポート材を剥がすことができるサポート方式
(*3)インクジェット方式
(*4)出典:Wohlers Report 2014
(*5)3Dプリンティングによって、機能的・視覚的な付加価値を備えたモノを製作すること

<お問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
URL: http://www.marubeni-sys.com
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
広報部 広報課(プレス関係者窓口)
電話:03-5778-8885

<製品に関するお問い合わせ>
製造ソリューション事業本部 モデリングソリューション部
電話:03-5778-8069/8583

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