高性能 FDM方式3Dプリンター ストラタシスF123シリーズ「F170 / F270 / F370」 新製品3機種 販売開始

丸紅情報システムズ株式会社

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:東京都新宿区大久保3-8-2 社長:伊吹 洋二)は、ストラタシス社(Stratasys Ltd. 本社:アメリカ ミネソタ州・イスラエル レホボト、米国株式市場NASDAQ:SSYS、CEO:イラン・レビン氏)が開発したFDM方式(熱溶解積層方式)のミドルレンジクラス最新高性能3Dプリンター、ストラタシスF123シリーズ「F170」「F270」「F370」の販売を開始します。

「F170」「F270」「F370」は、ストラタシスが長年培ってきたFDM造形テクノロジーと最新機能が融合された新製品です。これらの3機種は共通のプラットフォームを有し、システムソフトウェアの違いにより異なる造形サイズと造形材料が選択できます。新製品の特長は下記の通りです。

 

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<新製品の特長>

1. 選べる3グレード

造形サイズや造形材料種類の異なる3つのグレードから目的に合わせて最適な1台を選ぶことができます。

2. 造形材料の拡充
従来からミドルレンジクラスの造形材料として使われてきたABS-M30に加え、これまで上位機種のみで使用できたASAやPC-ABS、更にパーソナル3Dプリンターで広く使われているPLA(ポリ乳酸樹脂)が使用できます(※機種により異なる)。また、材料交換作業も従来製品と比較し容易です。

3. 最小積層ピッチ0.13㎜を実現
従来の小型FDM方式3Dプリンターの最小積層ピッチは0.178㎜でしたが、新製品では0.127㎜を実現しました。1台の装置で造形目的に合わせて4種類の積層ピッチ(0.127、0.178、0.254、0.330mm)を簡単に切り替えることができます。

4. オートキャリブレーション機能搭載
ノズル高さと造形台の位置調整を自動で行うことができます。

5. Webカメラ標準搭載
装置と制御用PCが同じネットワーク上に接続されていれば、離れた場所からも造形中の様子をモニタリングすることが可能です。
(※ネットワーク環境により適用できない場合があります)

6. ソフトウェアの機能性向上
付属の3Dデータ作成ソフトウェアの機能が向上し、更に使いやすくなりました。日本語を含む多言語に対応しています。

7. オフィスで使える
安全性と静粛性を兼ね備え、設置場所を広く選べる筐体サイズ(W864×D711×H1626 mm、215㎏)。車輪が付いて一人でも移動可能です。

3DプリンティングのリーディングカンパニーであるストラタシスのFDM方式3Dプリンターは、これまでも様々な産業で試作や治工具製作、実用品の小ロット生産など幅広く活用されてきました。今回、更に性能と使いやすさを高めた新製品が加わることにより、さらなる活用拡大が期待されます。
MSYSは、25年にわたるFDM方式3Dプリンターの販売・保守サポート歴で培った豊富な経験をもとに、製造業を始めとするものづくりのお客様へ新製品の拡販を展開し、2017年度中に100台の販売を目指します。

<新製品仕様一覧>

F170
F270
F370
最大造型サイズ (W)x(D)x(H)mm
254 x 254 x 254
305 x 254 x 305
355 x 254 x 355
造形材料
ASA ABS-M30 PLA
ASA ABS-M30 PLA
ASA ABS-M30 PC-ABS PLA
積層ピッチ (mm)
ASA           :0.127/0.178/0.254/0.330 ABS-M30    :0.127/0.178/0.254/0.330 PC-ABS       :0.127/0.178/0.254/0.330 PLA            :0.254
筐体サイズ (W)x(D)x(H)mm
864 x 711 x 1626
重量
215kg
電力
100V 15A
制御用ソフトウェア
GrabCAD Print
GrabCAD Print、 Insight
材料供給部
2
4
4

【ストラタシス社について】
ストラタシスは、3Dプリンターの世界No.1シェア(*1)を誇る、3Dプリンターのリーディングカンパニーです。FDM方式・Polyjet方式の3Dプリンターを多数取り揃え、試作用途からデザイン検証、またDDM(Direct Digital Manufacturing:実用品を3Dプリンターで直接生産する工法)など、幅広くものづくりの現場に導入されています。
(*1) : 出典 「Wohlers Report 2016」

【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューション・サービスをお客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融を中心とする様々な業界の知見やグローバルな視点、高度な提案力を強みとし新たなソリューション・サービスの提供を通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」を創出しビジネスを支援します。

<プレス関係者窓口>
丸紅情報システムズ株式会社
広報部 広報課
〒169-0072東京都新宿区大久保3-8-2 新宿ガーデンタワー
電話:03-4243-4040  FAX:03-4243-4888

<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
製造ソリューション事業本部 モデリングソリューション部
電話:03-4243-4123
http://www.marubeni-sys.com/3dprinter/

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