ヘルプはじめに

sFlow Probeによるネットワーク トラフィックのモニタリングを開始する前に、sFlow Probeをインストールして環境設定を行う必要があります。

sFlow Probeを正しくセット アップするには、以下の手順を実行する必要があります。

  1. プローブの環境設定を行います。
  2. eth0インターフェースを、ネットワークへの10/100ポートに接続します(モニタしようとするスイッチ/ルーターと通信しあえるロケーションを選びます。sFlow Probeは、SNMPを用いてスイッチ/ルーターに通信できなければなりません)。
  3. eth1~ethNインターフェースを、モニタしようとするSPAN/ミラー ポートに接続します。
    注記: パフォーマンスを最大化するために、これらはTigonベースのNICカードにしてください。
  4. トラフィックをプローブに送るように、スイッチのミラー/SPANポートを設定します。
    警告 1つのポートの両方向のトラフィックをミラーリングすることも、あるいは複数のポートのインバウンド トラフィックをミラーリングすることもできます。これ以外の設定では、正しい結果を得ることはできません(Port Mirroringを参照してください)。
  5. (ステップ1で作成したpkp.iniというファイルに設定されたポートを用いて)NetFlowパケットをsFlowプローブに送るように、NetFlowソースを設定します。
  6. 次のコマンドにより、sFlow Probeにスイッチ/ルーターへのSNMP読み取りアクセスがあることを確認します。 
    snmpwalk <switch/router IP> <community>.
  7. パフォーマンス カウンタを調べ、sFlow Probeが正しく動作していることを確認します。

この時点で、sFlow AnalyzerはsFlowパケットを受信しているはずです。