Keysight / RCI って!
今回は、Keysight 社が提供するRCIについての紹介です。
といっても、私自身のつぶやきです。ブログよりは、Twitterに近いですかね ( ^)o(^ ))
さて、日本国内でEggplantをご使用されているお客様は、RCIって何?と思われるのでは。
RCIの正式名称は、Real Customer Insight(リアル カスタマー インサイト)になります。
アプリケーションやウェブサイトでユーザージャーニーを追跡して、追跡したユーザージャーニーを Eggplant DAI に戻すことができるクラウドサービスになります。
(残念ながら、日本では販売されていないサービスになります)
ユーザージャーニーを反映させることで、探索的テストの関連性を高めるテストケースを生成できるのです。
https://docs.eggplantsoftware.com/dai/dai-rci-user-journeys/
当時のEggplant社が、DAIの更なる高みを、ということで、NCC GroupのWebパフォーマンス部門、ソリューションを2018年に買収しました。更に遡ると、NCC Group が、Site Confidenceを買収したソリューションになります。
このWebパフォーマンス部門は、合成モニタリング、リアルユーザーモニタリング (RUM)、パフォーマンス分析、負荷テスト、および分析する製品を扱っており、これらの情報をEggplant Suite に追加することで、デジタルオートメーションインテリジェンスのビジョンを更に加速させようとしたのです。
実際にユーザーが使っているユーザージャーニーをDAIに反映させる、追跡したいイベントを定義し、テストを行いますので、非常に良いアプローチだなと、日本のお客様にご使用いただきたい(有償ですが)なと、個人的には思っていますが、なかなか一筋縄にいかないようです。
日本でサービスを立ち上げる為の、最たる課題は、サーバーをどうするかです。
米国、イギリスにはサーバーが準備されていますが、日本には準備されていません。
現状、RCIを稼働させるためには、顧客の本番ウェブサイトにコードを追加する必要があります。
また、日本から収集されたデータが、ヨーロッパのサーバーにルーティングされるという、日本企業には、なかなか受け入れていただけないような現実問題があるのです。
その他にも、お客様の一連の動作を、すべて収集しますので、データを収集することに対して、お客様に、どこまで説明するのか、説明すべきなのかといったことも、議論される内容となるようです。
アクセスログの解析製品から簡単に取り込める仕組み、インプリの容易さも重要でしょう。
(多くの会社では、既に、解析製品を利用する仕組みづくりが確立されていると思われますので。)
このような悩ましい問題により、日本での展開が進まないのです。
残念だなぁと、営業マンのつぶやきでした。
RCIに興味がございましたら、下記アドレスまで、ご連絡ください。
tp-team@marubeni-sys.com
集まった情報はメーカへ発信していきたいと思っています。
最近、1日の寒暖差が大きいですね。秋めいた近所の写真をアップしました。
自宅から徒歩5分の公園から見える富士山
寒暖差疲労にご注意を!