バーチャルゲージ
ラインレーザーのイメージング方法には様々な種類があり、スキャンデータの取得方法に柔軟性がありますが、スキャンプロファイルから有用な測定結果が得られなければ意味がありません。この時、バーチャルゲージが役立ちます。LaserGauge ®には、自動車産業のギャップ/フラッシュや板金加工に使用されるバーチャルゲージが標準装備されています。 各バーチャルゲージには、計算方法・結果に影響を与えるいくつかの設定パラメータを利用できます。


シングルスキャンとクロスベクタースキャン
シングルストライプスキャン
いくつかのLaserGauge®センサーは、表面形状のプロファイリングにシングルラインイメージングを使用しています。 表面の3D情報を提供することはできませんが、センサーモデルの中では最もコンパクトで高速、多目的に使用できます。
クロスベクタースキャン
クロスベクターセンサーは、隙間内側のエッジに向かって角度をつけたレーザーを利用し、中央で交差させます。これにより、センサーは隙間のエッジRから垂直方向の接線、その先の形状までイメージャでとらえ、形状の奥までプロファイルを取得し正確なギャップ測定を行うことができます。




赤色レーザーと青色レーザー
赤色あるいは青色レーザー技術の選択は、測定対象の表面材料の問題に帰着します。 赤色レーザー技術は、塗装済みまたは未塗装の光沢のない表面などの固体表面に使用されます。 青色レーザー技術は、塗装済み、未塗装、半透明、透明、一部のプラスチック、複合材、光沢など、あらゆる種類の表面で正確に機能します。 下の写真は、赤色半透明レンズへの青色レーザーと赤色レーザーで得られるの反射違いを示しています。

