MAI-ENT

AI-OCRと手入力の連携によるデータ精度向上ソフトウェアです。

  • 精度向上

    AI-OCRの認識処理時間を利用して、オペレータがMAI-ENTでデータを入力、AIOCRの処理が完了したデータとオペレータが入力したデータを照合して、照合エラーになったデータのみを、目検修正処理を行うことでデータ精度を向上します。

  • 操作の習得が簡単

    現場の方でも1日で操作取得ができ、即時に運用開始が可能。

  • インストール不要

    ブラウザ入力ソフトウェアであるため、どこでも入力が可能。

OCRの精度に満足していますか?

OCRは、AI-OCRであっても認識率100%を実現できていません。
仮に、認識率が99.9%だとします。
1枚の伝票に50文字あると誤読文字数は・・・
50文字×(100%-99.9%)=0.05文字

帳票が1000枚あれば、50文字の認識誤りが隠れていることになります。
この50文字を『いかに効率的に見つけて正しい文字に修正するか』がOCRを使う際の重要なポイントなのです。

OCRの効率的なデータ修正方法とは?

一般的に、AI-OCRのデータ修正はスキャニング⇒OCR認識⇒ データ修正の順に行なわれます。
データ修正はOCR認識が終わった後に、すべての認識データを確認して修正しなければなりません。
すべての文字を見て認識誤りを探すのは思いのほか大変で修正担当者にとってストレスのかかる作業で、修正の抜け漏れも発生します。

一般的なAI-OCR処理の流れ

AI-OCRとMAI-ENTを組み合わせることで、データ修正の効率化と、抜け漏れの無い正しいデータを実現できます。

MAI-ENTでは、AI-OCRの認識処理と並行してデータ入力を行います。AI-OCRの認識結果とデータ入力の結果をデータマッチング処理で比較し、OCRの誤認識を見つけ出すことができるため、修正担当者は誤認識を探す必要が無くなります。マッチング処理によって抽出された誤認識の修正に集中できるため、データ修正の抜け漏れも防ぐことができます。

AI-OCR+MAI-ENT連携方式

MAI-ENTはクラウド、オンプレミスのいずれの環境でも構築可能で、在宅でのリモートワークにも対応します。
同時接続ライセンスで提供されるため、登録ユーザ数に制限はありません。

修正入力例

動作環境

OS Windows Server 2016 Standard Edition日本語版
SQLServer SQL Server 2016 Standard Edition日本語版
CPU Xeon E-2224 3.4GHz 1P4C以上
メモリ 16GB以上
ハードディスク容量 500GB以上
LAN速度 1Gb以上

※イメージ処理数や入力・修正台数によりスペックを上げる必要があります。