丸紅情報システムズ株式会社
丸紅情報システムズ株式会社

著作権保護 電子透かしシステム

ニュース
2000年04月24日
丸紅ソリューション株式会社

ネット上の著作権保護を推進
電子透かしシステムを本格的に拡販

丸紅ソリューション株式会社(東京都渋谷区東1-26-20 社長:木村常輔 資本金:10億円 URL : www.msol.co.jp)は、コンピュータの画像や音声データなどに電子透かし*1を入れるための、独自の技術を持つ株式会社エム研(東京都渋谷区元代々木町31-1ニチワビル 社長:井上彰(あきら)氏 資本金:6000万円)と正規販売代理店契約を締結した。

 

最初に販売するのは、電子透かしを埋め込むための技術である「ルーセントマーク」を利用した著作権保護サービス。両社は共同で「デジタルコンテンツ不正利用監視センター( DCWC : Digital Contents Watch Center)」を開設し、ルーセントマークにより電子透かしが埋め込まれた著作権物が、インタ-ネット上で再版等不正に利用されていないかを検索、監視する。これは、エム研が開発したインターネット探索ロボットが、世界中のウェブサイトを常時巡回、自動的に検索し、不正利用を発見するとユーザーに通知するシステム。

サービス利用者は、まずDCWCに許諾情報などの登録を行ない、デジタルコンテンツに任意の著作権情報など電子透かしの埋め込みを依頼。 その後CD-ROMなどの媒体やインターネット上で販売された電子透かし付きのデジタルコンテンツが、インタ-ネット上に存在するかをDCWCが検出、権利登録データベースに登録された許諾情報と照合することにより、不正の有無を判定する。ロボットの巡回は24時間すべて自動的に行われ、不正を発見したら直ちに、Eメールで利用者に通知する。

 

丸紅ソリューションでは、このような不正監視システムは、インターネットにおけるデジタルコンテンツの不正利用に対する強力な抑止力となると考えている。 CD-ROMやWebサイトでは、著作権を保護する仕組みがなく、コンテンツは容易に不正利用されているのが現状である。ルーセントマークにより、インターネット利用のデジタルコンテンツ配信サービスの普及が加速する可能性が出てきた。

価格は、登録、透かし埋め込み、DCWC利用を併せて50万円から。また、ルーセントマーク、インターネット探索ロボットは、システム販売も行なう。

 

また、次期製品としてオンライン・オフラインを問わず、デジタルコンテンツを暗号化し、使用する期間や回数など条件を持つ電気的なコンテナ内に組み込むシステムである「インテリジェントコンテナ」の販売を予定している。コンテナ化されたコンテンツファイルは、エム研が開発した専用ソフトウェア*2でのみ起動が可能で、設定された条件で使用する他、コピーすることもできない。コンテナから取り出し、正式に利用するにはコンテナ鍵が必要。コンテナ化されたデジタルコンテンツを評価版として配布し、購入時にコンテナ鍵を渡す方法により、流通の拡大と著作権の保護を両立することが可能である。

 

丸紅ソリューションでは各種ネットセキュリティ製品を取扱っており、ルーセントマークとDCWC、インテリジェントコンテナを組み合わせることで、デジタルコンテンツ不正利用防止のソリューションを構築、キャラクター商標を扱う玩具メーカーや、印刷、出版関連、音楽業界など著作権を重視する分野を中心に拡販する。初年度販売目標は1億2千万円、当初3年間で10億円を見込んでいる。

 

■お問合せ先
丸紅ソリューション株式会社 渋谷区東1-26-20
ITシステム事業部 事業1部  tel : 03-5778-8670 fax : 03-5778-8679

取材お申込み先/広報課  tel:03-5778-8885 fax:03-5778-8999

<用語解説>

*1電子透かし デジタル化された画像や音楽など著作権が発生するデータに対し、テキスト情報(著作権者名など)を人間が感知しにくいノイズ変換しコンテンツに統合する技術。

*2専用ソフトウェア 音楽、画像などコンテンツの種類別に用意される。

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