GE Digital 社の「Proficy Operations Hub」(略称:Operations Hub)は、工場・プラントで使われるシステムのデータにアクセスし、統合や集約、見える化、および分析するための集中環境を提供すべく誕生した、“工場の運用を改善するアプリケーション” です。
産業用アプリケーションを迅速に構築するツールとして、ノンプログラミングの開発環境を提供します。
Operations Hubは、KPI分析等のダッシュボードの提供だけでなく、双方向通信を利用した入力画面の構築や、イベントに合わせて付随するシステムへコマンドの送信をすることができ、さらなる効率改善を達成できます。
また、ブラウザを利用して簡単にアクセスできますので、デバイスにアプリケーションのインストールが必要がありません。
Operations Hubサーバーにアクセスできる環境であれば、情報をいつでもリモートで見ることができます。
これは、デジタル変革への道のりの重要なステップです
各種センサーを利用して簡易的にデータ取得が可能/ノンプログラミングで画面をアジャイル的に構築
各種エッジPC(Raspberry Pi/M5Stack/M5StickC)を利用して安価に簡易的にデータ収集
システム構築例:工作機械の稼働情報の取得と工程進捗管理
・電流センサを工作機械に接続して、電流データから工作機械の稼働情報を取得
・エッジPCのボタンを利用して「加工開始」「加工終了」の実績情報を収集
装置の稼働実績をリアルタイムで把握、工程進捗(実績)データと
比較することで装置毎の稼働実績を把握可能
装置毎に「改善活動の結果」をすぐに確認することが可能
既存のシステムはそのままに、 “現場の欲しい情報”を構築することが可能になります。
グラフ、表、チャート、画像、ビデオ、地図など
煩わしい手順なく、開発と実行を行き来きできます。
操作やデバイスデータに基づいたトリガーなどによりアクションを起動できます。
アクションは電子メールでの通知のみならず、データクエリの実行、他のシステムへのコマンド送信などを設定できます。
充実したビルダーで、各種デバイスのデータソースへの接続が簡単に定義でき、容易にデータにアクセスすることを可能にします。
MQTT、REST-API、OPC-UAに対応。
他のシステムとのデータ連携も可能です。
(IGS Driversを使用して、異なるプロトコルを統合可能)
PCディスプレイのみならず、タブレット、スマートフォン用画面もすぐに対応でき、いつでもどこからでも情報にアクセスして、オペレーションの洞察を得ることを可能にします。
シームレスにOperations Hubと連携し OOTB (Out Of The Box)のアプリケーション構築が可能です。
Operations Hubを用いることで、それぞれのダッシュボードに 統一されたインターフェースを設定し、信頼できる唯一の情報源を提供します。
4コア構成プロセッサ、16 GB RAM
※HDD容量は必要に応じて異なります
Desktop: Microsoft Windows Server 2016 & 2019
Mobile device: iOS 12.0, Android 9.0 or later
言語サポート:日本語、英語、中国語、韓国語、
スペイン語、ドイツ語、ロシア語