特長Feature

仮想化時代を支えるTintriの先進技術。
仮想化環境専用ストレージだから実現できることがあります。

【1】シンプルな構成

TINTRIはハイパーバイザーとNAS接続(NFS/SMB3.0)、仮想化管理サーバ(vCenter, RHEV-M, SCVMM)とHTTPS接続を行います。そのため、複雑なSANの管理から開放されます。
また、ストレージの構成設計や性能チューニングなども必要なく、電源を入れたらわずか10分で利用可能になります。専任のSEでなくても簡単に構築でき、運用・管理コストをおさえることが可能です。

vmwareでの一般的な構成例
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【2】99%以上のフラッシュヒット率

Tintriは、効率的にフラッシュメモリを活用しコストを抑制するためにフラッシュメモリとHDD(ハードディスクドライブ)を組み合わせたハイブリッド階層型のファイルシステムを搭載しています。Tintriの特長は高いパフォーマンスを維持するべくTintriへのデータの書き込みは常に高速なフラッシュストレージ上で行われるという点です。またアクセス頻度の少ないデータをHDDに自動配置。さらにフラッシュストレージ上のデータの重複排除と圧縮により容量効率の向上を図り99%以上のフラッシュヒット率を実現しています。

ハイブリッド・ファイルシステムの搭載と重複排除、圧縮によりフラッシュヒット率99%を実現
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【3】全自動QoS

Tintriの大きな特長は仮想マシン単位で管理できるということです。全自動QoSは、過去6時間の負荷状況から割当量を算出し、10分毎に割当量を見直して仮想マシン毎に最適なI/Oリソースを自動的に割り当てます。
また仮想マシン毎にI/Oリソースを管理するため特定の仮想マシンのI/O増加に対し他の仮想マシンは影響を受けることがありません。
突発的なI/Oリソースの不足分には使用されていないI/Oリソースが自動的に割り当てられます。
従来、複雑な性能チューニングが必要だった仮想化環境の運用ですが、全自動QoSにより性能チューニングを行うことなく高負荷にも安定した高い処理性能を実現できます。

全自動QoSにより性能チューニングは不要、高負荷にも安定した処理性能を実現
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【4】仮想マシン単位のストレージ性能情報を可視化

Tintriは、仮想化管理サーバ(vCenter Server, RHEV-M, SCVMM)との連携により専用ソフトウェアを追加することなく仮想マシン単位で性能と容量を可視化できます。
また仮想マシン単位のレイテンシー情報の一覧表示により性能問題を抱える仮想マシンの特定も容易です。
性能に問題のある仮想マシンにおけるホスト、ネットワーク、ストレージ、ディスクの処理時間を遡りグラフィカルに表示することで性能遅延の要因を特定し迅速に対処することが可能です。

仮想マシン単位でストレージ性能情報を可視化
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【5】仮想マシン単位でのバックアップ

Tintriは仮想マシン単位にオンラインでデータをバックアップするスナップショットを取得できます。更新データのみを保持するためサーバーのアクセス性能に影響を与えることなく高速なデータ保護を実現。クローニングも仮想マシン単位で実行できます。
また効率的な災害対策の実現にも有効です。Tintriは仮想マシン単位で、なおかつ重複排除と圧縮を行いデータサイズを大幅に削減して遠隔地へデータを転送します。これによりWAN回線の帯域幅を抑え、回線コストの削減を図ります。

仮想マシン単位でスナップショットを取得
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【6】VMware Site Recovery Manager (SRM) との連携

Tintriは、VMware Site Recovery Manager (SRM) とネイティブに連携します。
Tintriの持つVM単位でのレプリケーション機能をSRMでも効率的に利用できます。
任意の VM をグルーピング化し、その単位でレプリケーション動作、および、フェイルオーバー・フェイルバックの自動化を行うことができます。
SRM機能と連携することにより、RTOの更なる短縮が実現できます。

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【7】優れた拡張性と統合管理

Tintriは事業の拡大などのニーズに応じて増設するだけで性能と容量を容易に拡張できます。また統合運管理ソフトウェア「Tintri Global Center」により複数のTintriを1つのシステムとして統合管理することが可能です(最大32台)。

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【8】vVOLのサポート

TintriはVMware対応の仮想化専用ストレージです。VMware vSphereとストレージとの間における新たな通信プロトコルVirtual Volume(vVOL)もサポートします。

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