• Unity XT
• PowerScale
  （Isilon）
• PowerProtectDD
  （DataDomain）
• PowerFlex
  （ScaleIO）

PowerProtectDD 概要

PowerProtectDDは、企業内のデータを保存・保護するのに必要な容量を劇的に削減する重複排除バックアップ ストレージです。データの書き込み時に重複部分を排除することで、そのまま保存するのに比べて平均10分の1から30分の1ものデータ削減を実現します。バックアップされたデータは既存のネットワークを利用して、効率的に別サイトに複製され、災害復旧や長期保管にも利用できます。

INDEX

• Point1.テープからディスクへバックアップ移行
• Point2.テープバックアップの課題を解決
• Point3.効率の高いレプリケーションと災害対策
• Point4.運用を変えない重複排除バックアップ
• Point5.データの整合性と一貫性を確保
• Point6.バックアップ/アーカイブに最適な保護ストレージ
• PowerProtectDD製品ラインナップ

特徴

Point1.テープからディスクへバックアップ移行

ディスクに書き込む前に重複排除を行うため、バックアップデータを平均で10分の1から30分の1削減し、ディスク容量が効率的に使えます。
そのため、容量的にもコスト的にもテープを使う必要が無くなります。

Point2.テープバックアップの課題を解決

ディスクに書き込む前に重複排除を行うため、バックアップ データを平均で10分の1から30分の1削減し、ディスク容量が効率的に使えます。
そのため、容量的にもコスト的にもテープを使う必要が無くなります。

Point3.効率の高いレプリケーションと災害対策

重複排除を行うことによりバックアップ データ量が削減されるため、既存ネットワークでレプリケーションが可能になります。遠隔地での災害対策やバックアップデータの複数保管などにも適しています。

Point4.運用を変えない重複排除バックアップ

PowerProtectDDは主要なバックアップ ソフトウェアをサポートしているため、既存のバックアップ環境や運用を変えずに導入することができます。いつもの運用でデータ量の劇的削減が実現できます。

Point5.データの整合性と一貫性を確保

PowerProtectDDは、データ非脆弱性アーキテクチャ（Data Invulnerability Aechitecture）技術により、従来のディスクストレージまたはテープシステムでは実現できなかった高レベルなデータ保護、データ検証、自己修復機能を備え、データ整合性の問題に対して業界最高の保護レベルを提供します。

Point6.バックアップ/アーカイブに最適な保護ストレージ

PowerProtectDDの主な強みの１つは、データベース、メール サーバー、仮想マシンなどを含む様々なデータソースや、幅広いバックアップおよびアーカイブの用途を単一のストレージに統合できる点です。
バックアップとアーカイブのどちらに使用される場合でも、PowerProtectDDシステムが提供する主な差別化要因の1つがデータをインラインで暗号化できることです。つまり、ディスクに書き込まれるときに、データの重複排除および暗号化がリアルタイムで実施されます。
そして、PowerProtectDDシステムに送信されたデータはすべて、災害復旧や長期保存のためにセカンダリサイトと効率的にレプリケートすることができます。このセカンダリサイトは、お客様自身のDRサイトで「オンプレミス」型で提供することも、サービスプロバイダの設備を利用して「クラウド」型で提供することもできます。
また、PowerProtectDDは、業界をリードするほとんどのバックアップ/アーカイブアプリケーションをサポートしているため、既存の環境を変えずに導入できる点も大きなメリットとなります。

PowerProtectDDラインナップ

PowerProtectDD	Virtual Edition	DD3300	DD6900	DD9400	DD9900
バックアップの取得 （DD Boost搭載）	最大11.2TB/時 （96TBの場合）	最大7.0TB/時	最大33TB/時	最大57TB/時	最大94TB/時
論理容量 （アクティブ階層の場合）	0.5～96TB	200TB～1.6PB	2.4～14.4PB	9.6～38.4PB	28.8～62.5PB
有効容量 （アクティブ階層の場合）	最大4.8PB	4～32TB	48～288TB	192～768TB	576TB～1.25PB

最大50倍の重複排除（DD3300）と最大65倍の重複排除（DD6900、DD9400、DD9900）を基にした論理容量（最大30%のハードウェア支援型データ圧縮を追加した場合）。実際の容量とスループットは、アプリケーションのワークロード、重複排除、その他の設定によって異なります。

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