世界一のEV先進国ノルウェーでの体験 Vol.3
式場までの過酷な体験 その１
式当日は7:00開始の朝食に一番乗りして美味しいサーモンを頂きました。
式場までは約400kmの移動となります。14:00開始ですが長時間やっているので遅れても平気とのこと、
では15:00到着を目標とし余裕をもって8:30に出発しました。
チャージしなくてもギリギリ行ける残量でしたが、チャージスタンドが少ない地方へ入る前にチャージできるスタンドを見つける必要がありました。
CIRCLE Kをもう一度試しましたが、やはり同じ状況でクレジットカードが選択できません。
他にも幾つかのチャージスタンドを試しましたがほとんどがアプリからの利用となりインストール出来ないためチャージできません。
場所を変えスタンドを変えナビで検索しながら５回ほどトライしましたがすべてダメでした。
途中、大雨になりビショビショの状態です。バッテリーが残り40%台になった所で焦ってきました。
ショッピングモールにある観光案内所にて未だ試していないチャージスタンドRECHARGEを発見、2台のみ設置されている小さな施設です。
空いていた左側へ駐車して説明を読むと2次元バーコードを読み込みWebにてカード決済できそうです。
物凄い雨が降っていますが、頑張ってコネクタを接続しチャージスタンバイ状態になりました。
バーコードを読み込みWebシステムへ…
チャージコネクタをWebシステムにて認識しません。
チャージコネクタにはIDがあるのですが、そのIDはNotFoundと表示されてしまいます。
コネクタが正しく装着されていないのか、正しく操作していないのかなど色々試してみますが状況は変わりません。
試しに隣のタイプの違うコネクタのバーコードを読み込むと反応しチャージできる状態になりました。
利用したいコネクタが反応しないようです。もうお手上げです！
妻とビショビショになりながら途方に暮れ思ったことが、
レンタカーを借りるときにガソリン車にしていればと思い情けなくなりました。
この時点でバッテリー残が30%台です。
そこへ隣の方が戻ってきてノルウェー語で何か言っていましたが、伝わらないと理解してdoesn’t workと教えてくれました。
自分はチャージが終了したのでこちらをお使いくださいと、なんと親切な。
お礼を伝え隣に移動して再チャレンジです。コネクタを接続しバーコード読み込み、反応しています。
カード情報を入力してチャージスタート、「ウーゥオン～」とチャージが始まりました。
周りの方に助けられながら、やっと自力でチャージすることが出来た瞬間です。
妻と二人で半泣きになりながら喜び、安心しました。
私は日頃からどんな状況下でも熱意さえあればなんとかなる（なんくるないさ）と考えるタイプですが、
今回は体調の問題もあり心が折れそうでした。
ここでお腹がグーとなり昼近くになっていることに気づき、ショッピングモール内のレストランへ向かいます。
ノルウェーの雨事情
チャージスタンドは当然のことながら駐車場的な場所にあります。機械の上には屋根がありますが、操作する人の位置には屋根やひさしがありません。ドライブスルーも屋根やひさしがありません。雨が降ると建物内に入らなければ濡れてしまいます。ノルウェーのドライブスルー
ノルウェーの雨事情でも説明しましたが、基本ひさしがありません。商品の受け渡し時に雨が降っていると紙袋が濡れてしまいます。チャージ中に目撃した事ですが、オーダーからデリバリーまでの時間がかかりすぎていて受渡窓口を過ぎた所まで渋滞しており先頭はドライブスルー外まで伸びています。従業員が雨の中走って車まで届けていました。関連記事
デジタルITソリューション事業本部
データソリューション営業部仲原 英喜
おしゃべりで早口ですが、モノづくりにおいてのお悩みや、解決したい課題など何でもご相談下さい。
家族からは「落ち着きがない」「休みの日ぐらいゆっくり寝ていれば」などいわれますが、5時過ぎには起きています。
キャンプ、釣り、スキューバダイビング、サイクリング、スキーなどアウトドア全般、レザークラフト、家具製作、DIY、家電修理などが主な日常です。
自分でできそうな事は一回試して、できなければプロに頼みます。
