全てのラピットプロトタイプのニーズを満たす3DプリンターF370
(エフサンナナマル)

F370の造形サイズは355(W)×254(D)×355(H)mm、F170/F270で使用可能な5材料に加えて、耐熱性や耐衝撃性に優れた材料PC、耐摩耗性に優れた材料Diran 410MF07、静電気拡散性を有したABS-ESD7材料と、全8種類の材料が使えます。最小積層ピッチ0.127mmを実現。オートキャリブレーション機能やWebカメラ搭載、材料不足時のオートチェンジによる材料交換など、機能性にも優れています。さらに高機能ソフトウェアであるInsightにも対応しています。
製品の特長
造形サイズ
355(W)×254(D)×355(H)mm
多彩な造形材料
汎用的なABS-M30材料に加え、これまで上位機種のみ使用可能だったASA、PC-ABS、ABS-ESD7をつかうことができます。また、ゴム弾性や耐摩耗性に優れたエラストマー材料TPU 92Aにより、カバー/キャップ/ホースなど様々な造形が可能です。さらに、炭素繊維を10%含むコンポジット材料ABS-CF10により、製造工具や治具、固定具などの生産現場におけるツーリング用途への適用を拡大します。
最小積層ピッチ0.127㎜
従来の小型FDM方式3Dプリンターの最小積層ピッチは0.178mmでしたが、F370では0.127㎜を実現。1台の装置で造形目的に合わせて4種類の積層ピッチ(0.127、0.178、0.254、0.330mm)を簡単に切り替えることができます。
オートキャリブレーション機能搭載
ノズル高さと造形台の位置調整を自動で行います。
Webカメラ標準搭載
装置と制御用PCが同じネットワーク上に接続されていれば、離れた場所からも造形中の様子をモニタリングすることが可能です。(※ネットワーク環境により適用できない場合があります)
使いやすいソフトウェア
付属の造形データ作成ソフトウェアの機能が向上し、更に使いやすくなりました。日本語を含む多言語に対応しています。
オフィスで使える
安全性と静粛性を兼ね備え、設置場所を広く選べるミドルサイズ(筐体:W864×D711×H1626mm、215㎏)の3Dプリンターです。
製品の仕様
最大造形サイズ(㎜)
355(W)×254(D)×355(H)
サポート材料
ソリュブルサポート方式
(PLA、Diran 410F07を除く)
(PLA、Diran 410F07を除く)
筐体サイズ(㎜)
864(W)×711(D)×1626(H)
重量
215㎏
電力
100V 15A
ドライバソフトウェア
GrabCAD Print (※)、Insight(入力形式:STL)
積層ピッチ(㎜)
0.127/0.178/0.254/0.330 (材料により異なる)
オプション

洗浄機
アルカリ水溶性サポートタイプのシステムで、サポート材を早く溶解させるために使用します。 
UPS(無停電電源装置)
停電、瞬間停電、ノイズ、電圧変動など、様々な電源事情に合わせ自動でモードを 選択するハイブリッド方式により、常に安定した電力を供給。マシンの安定稼動に役立ちます。