Wifi位置情報システムとは

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位置情報システムとは

WiFi位置情報システム

  • 「位置情報システム」という構想は、かなり以前から存在していましたが、位置精度が問題となり、実運用レベルまでには至っていませんでした。
  • 企業内・施設内のネットワークインフラとして導入企業が増加している無線LANを利用した位置情報システムに関しては、位置推測の精度も1m以下から数メートルと実運用可能なレベルに達しています。
  • フィンランドのEkahau社は、WiFi無線LANでの位置情報システムをデータ通信・音声通信と平行した第3のソリューションカテゴリとして位置づけています。
  • 無線LANを使用するEkahau社の位置情報システムは既存の無線LANインフラを使用できるということで、ネットワークインフラへの導入コスト・メンテナンスコストなども軽減される位置情報システムです。
  • Ekahau社では、位置情報システムのエンジン部分だけではなく、WiFi位置情報システムに必要なクライアントタグやRTLS(Real Time Location System)としてのアプリケーションも積極的に開発しています。
無線LANをインフラとして使用する新たなる利用カテゴリーとしての"Location"
無線LANをインフラとして使用する新たなる利用カテゴリとしての"Location"

 

位置検知方式の種類と適応

■既存位置情報システムの種類

① GPS (カーナビなど)
② 携帯電話アンテナ
③ RFID・赤外線などのゲート認証
④ WiFiなど屋内位置検知

既存位置情報システムの種類
 

■屋内向け位置情報システムの要素技術と特徴

   
要素技術
位置精度
端末種類
利用制限
備考
面として
カバー
する
無線LAN
無線LAN
基地局ID
数10m~100m
無線LAN端末
位置精度は周辺
環境に依存
無線LAN
RSSI
1m~5m
無線LAN端末
専用無線タグ
位置精度は周辺
環境に依存
端末に専用
SW
無線LAN
TDOA
1m~5m
無線LAN端末
専用無線タグ
位置精度は周辺
環境に依存
専用基地局
微弱電波
Bluetooth
基地局ID
5m~10m
Bluetooth端末
位置精度は周辺
環境に依存
Zigbee
基地局ID
-
Zigbee
端末
-
専用基地局
点として
カバー
する
タグ携帯型
アクティブ
RFIDタグ
5m~10m
アクティブ
RFIDタグ
位置精度は周辺
環境に依存
専用基地局
パッシブ
RFIDタグ
10cm~30cm
パッシブ
RFIDタグ
タグ/カードをリーダーに読み取らせる方式。
タグ/カードの向きに制限がある。
専用基地局
非接触
ICカード
10cm
非接触
ICカード
タグ設置型
Bluetooth
タグ
3m~10m
携帯電話端末
等(Bluetooth I/F)
位置精度は電波
伝搬環境に依存
専用発信機
赤外線タグ
1m~5m
無線LAN端末等
(IrDA I/F付加)
受信部を発信機
に向ける必要有
専用発信機
その他
超音波
1cm
専用受信機
測定範囲が狭い
設備が高価格
専用発信機
 

Ekahau位置情報システムの利点は、全てソフトウェアで構成され、インフラ設備に新たなハードウェアの追加をする必要がありません。
これは、導入コストとインフラを管理するためのメンテナンスコストを大幅に軽減したRTLSの導入が既存の無線LANシステム上でも可能となることを意味しています。
また、Ekahau社は、位置情報Engineだけではなく、ユーザアプリケーション作成のためのSDK(API)を製品に付加するとともに、ユーザアプリケーションとしてRTLSアプリケーションの提供も行っています。