営業×技術 対談 営業と技術がタッグを組み、最強のチームを結成!私たちMSYSが、お客様のためにできること 営業×技術 対談

営業と技術がタッグを組み、最強のチームを結成!私たちMSYSが、お客様のためにできること
営業 星野 智紀 Tomonori Hoshino
エンタープライズソリューション事業本部 課長
2013年1月入社/経済学部 経済学科卒
技術 井谷 晃 Akira Itani
事業部門 室長
2014年入社/理工学部 機械工学科卒
営業と技術が持ち前のスキルを発揮してお客様の課題に立ち向かっていく――。
商社×ものづくりを標榜するMSYSを代表して、営業と技術の2名が仕事の魅力を存分に語ります。

営業と技術が提案段階からタッグを組み、
お客様の課題解決に挑む

星野
私たち二人は入社年次も所属部署も異なりますが、一つの同じ想いを抱いています。それは商社×ものづくりの力で、お客様のあらゆる課題に応えていこうという姿勢です。私はゲーム・エンターテインメント業界のお客様を担当していますが、特定の製品にとらわれることなく、広くお客様のニーズを受け止めながら最適なソリューションを提案しています。
井谷
星野さんが営業担当であるのに対して、私は技術担当としてお客様と向き合っています。まずは営業を通じてお客様が抱えている課題を認識し、どのような技術や製品が必要か検討。限られた予算を無駄なく使い、いかにしてお客様が求める最大限のソリューションを提供するかが、私たち技術部門の腕の見せ所です。
星野
エンタープライズソリューション事業本部の場合、「お客様の課題をヒアリング→課題を解決する製品や技術の検討→ソリューションの構成及び導入効果の提案→設計・構築・導入→保守・運用」の流れでプロジェクトを進めていきます。提案段階から技術部門の協力を仰ぐことが多く、井谷さんに何度もお世話になっています。
井谷
星野さんが在籍するエンタープライズソリューション事業本部は、製品のカテゴリーを定めず、あらゆる領域の課題に応じているので、プロジェクトの規模も大きくなりがちですよね。その分、大変だと思いますが、やりがいも大きい。
星野
井谷さんが言ってくれた通り、カテゴリーを定めていないので、幅広い知識や経験を必要とします。積極的に新しい知識を吸収する姿勢も求められますが、だからこそ、未知の分野に挑んでいく感動を得られる仕事でもあります。
井谷
星野さんはこれまで担当した案件の中で、印象に残っているものはありますか?
星野
井谷さんと組んで進めた大手レコード会社様のプロジェクトですね。新規案件で規模が大きく、難しい要求もありましたが、営業と技術が一丸となることで乗り越え、ご要望通りのシステムをご提供することができました。

一球入魂のプレゼンで、見事受注を獲得!

星野
大手レコード会社様のプロジェクトは、巨大な壁に立ち向かうようなもの。最初に課題が書かれた資料を1枚いただいたのみでした。
井谷
情報をほとんどいただけなかったのは、大手レコード会社様がすでに大手SIerとお取引があり、私たちMSYSはそこに入り込もうとしていたから。そこで紙に書かれた内容を熟読して、MSYSだからこそできる提案に落とし込んでいきました。
星野
書かれている内容をそのまま理解するのではなく、行間を読んでいきましたよね。
井谷
この時はシステム基盤全体の提案をしましたが、単に機器の置き換えだけでは、到底お客様はご満足しないだろうと考えたわけです。そこで、「セキュリティ対策」をポイントに置き、今後の拡張性を考慮してクラウドベースのインフラを提案しました。
星野
技術に関しては井谷さんに絶大な信頼を寄せているので、安心してお任せできました。私は納期を見ながら進捗管理を行い、社内の管理部門との調整業務などに携わりました。そして、井谷さんが作ってくれた提案資料を、二人でレビューしてブラッシュアップし、いよいよお客様先でプレゼンとなったわけです。
井谷
新規のお客様なので、「いかにしてMSYSの技術部門を信頼していただけるか」という点も意識しながらプレゼンを進めていきました。

社内表彰制度で優秀賞を受賞!

井谷
プレゼン用の資料に書かれていることをそのまま読むのであれば、技術担当である私が参加する意味はありません。お客様の反応を見ながら、強調すべきポイントを探り、内容に強弱を付けてプレゼンを行っていくことが何よりも大切です。
星野
お客様の反応を見ながら対応を変えていくのですから、コミュニケーション力も必要ですよね。MSYSは営業・技術共にコミュニケーション力の高い社員が揃っているので、この点も当社の強みだと思います。
井谷
お客様から質問もたくさんいただきました。その内容から興味を持ってくださっている方向性を把握し、返答の内容を変えていきました。
星野
5~6社競合のコンペで、強豪が多数参加する中で、MSYSのは目立つ提案ができるのか。正直、苦戦を強いられると思っていたので、受注が決まった時はとても嬉しかったですね。
井谷
私たちは「MSYSなら、お客様のためにこのようなことを実現できる」という、言わば“夢”を語ったわけです。その夢をお客様が評価してくださいました。
星野
正式に受注してから導入までの期間が短かったため、技術部門のメンバーはかなり忙しかったことと思います。
井谷
本社だけでなく、全国の販売拠点も含めて機器交換を行っていくため、切り替えの時期やタイミングを計るのも大変でしたね。
星野
でも、苦労が多かった分、実りも大きかった。中でも、社内表彰制度で優秀賞をいただいた時の喜びは格別でした。受注が2017年の11月で、表彰はその翌年の8月。その年の全案件の中から選ばれたんですよね。
井谷
これまで、製品のカテゴリーごとに事業部を編成していたMSYSが、カテゴリーを配してお客様のあらゆる課題に応えていく直販ビジネスを立ち上げたばかりでした。新しい分野に挑戦する私たちの取り組みを、会社が評価してくれたのですから、これほど光栄なことはありません。

共にMSYSの未来を担う仲間たちへ

星野
今、こうやって過去の案件を振り返って、改めてMSYSの可能性の大きさを実感しています。実際、私がお客様の課題を持ち帰って井谷さんに相談すると、必ず有益なアドバイスが返ってきます。「できない」と言われたことは、一度もありません。
井谷
星野さんをはじめ、営業担当が最前線でお客様と向き合っているからこそ、最新の課題をいち早く入手できるのだと思います。営業と技術、どちらが欠けてもMSYSの強みは発揮できないですし、双方の力を集結させた“チーム力”がMSYSらしい提案を生み出しているのでしょう。
星野
営業と技術がタッグを組み、新しいソリューションを生み出していく。この喜びを、若い社員にも感じ取ってもらいたいですね。そして、これから入社する方々と一緒に、新しいソリューションをMSYSの柱に育てていくことができたら嬉しいですね。
井谷
私も星野さんと同じ気持ちです。今回の案件がきっかけとなり、さまざまなお客様からセキュリティに関するご相談をいただくようになりました。仲間の協力を得て多くの苦労を乗り越え、自分で立ち上げた部署を育てていくこともまた、MSYSらしい成長の一つと言えるでしょう。「自分たちの力でMSYSを大きく育てていく」という気概をもった方が、当社の仲間になってくれたらと願っています。