初めてMSYSの会社説明会に参加したときのことを、今も良く覚えています。営業事務の先輩が仕事について話す姿を見て、大きな衝撃を覚えたからです。当時の私は事務の仕事に対して、「受け身で、与えられた仕事をこなす」イメージしかありませんでした。けれどMSYSの先輩は主体的に仕事に取り組み、英語を活用するなど強みを発揮しながら生き生きと働いていました。大学で社会情報学を学び、IT業界以外にも化粧品やブライダルなどさまざまな業界を検討していた私は、MSYSと出逢ったことで目標が定まりました。また、日本を代表する総合商社・丸紅のグループ会社である安心感や、福利厚生が充実していて働きやすい環境があることも、入社を志望した決め手の一つとなりました。
現在、私はセキュリティ商材を取り扱う部門で、営業事務の仕事に携わっています。メインとなるのは受発注業務で、お客様からいただいたオーダーをもとにメーカーに発注をかけ、納品やその後の伝票処理を進めていきます。また、お客様の問い合わせ対応や商材の在庫管理も仕事に含まれます。MSYSが取り扱う商材の中でも、セキュリティ商材は突出して取り扱う品目が多く、メーカーの数も膨大です。メーカーは国内だけでなく、アメリカやロシア、シンガポールなど各国にあり、発注などの処理や取引先とのメールは英語でやりとりをすることが多くあります。メーカーから納期遅延の連絡が入るなど、急なトラブルが発生することも珍しくありません。そのため、単に事務処理を行えばいいのではなく、状況に応じて判断しながら仕事を進めていくスキルが求められます。
MSYSは常に世界に目を向け、優れた商材を積極的に採り入れています。海外のメーカーから新規商材を仕入れる場合は代理店契約を結び、輸入までのフローや処理の進め方を検討・確定していきます。営業事務が代理店契約に関わることもあり、私もこれまで2回、携わることができました。たとえば発注書一つとっても、どのようなフォーマットにすべきか検討していく必要があります。メーカーと当社の営業や管理部門の“橋渡し役”となり、誰もが納得する着地点を探していくのは至難の業でしたが、、だからこそ運用が正式に決定したときは本当に嬉しかったですね。MSYSには意欲ある若手社員が成長できる風土があり、自ら手を挙げた者がチャンスをつかんでいます。私もより責任ある業務に携わりたいと願い、希望して現在の部署に異動しました。私の周囲には心から尊敬する先輩がたくさんいて、お客様からの信頼も厚く、名指しで問い合わせが来る先輩もいます。私も先輩のように、社内外のあらゆる方から信頼をいただけるような営業事務を目指していくつもりです。