企業ネットワークに侵入するマルウェアの脅威から保護
インターネットトラフィックをスキャンし、危険なプログラムを排除
「Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server」
HTTP、FTPを監視するインターネットアクセスの防御層
企業内のHTTP、FTP通信をリアルタイムにスキャンし、安全なインターネット通信を確保します。ダウンロードコンテンツおよびウェブコンテンツのマルウェア、エクスプロイットコードを検知します。 キャッシングサーバ(Squid)と連携することにより、マルウェアのスキャンに必要なリソースを削減し、既存のインターネット環境に与える影響を最小限に導入することが可能です。
主な機能
最適化と拡張性
Kaspersky Anti-Virus for Proxy Serverは、マルチプロセッサをサポートするシステムやマルチコアシステムでの使用時にパフォーマンスが向上するように設計されています。
1台分のプロキシサーバーへのインストールで、インターネット接続に使用される複数台分のプロキシサーバーを保護します。仮想化環境など複数の論理サーバーの使用に対応します。
新しいアンチウイルスエンジンの搭載と負荷分散機能により、全体的なパフォーマンスが最大で50%も向上しています。また、スキャンに必要なリソースの削減を実現しています。
専用のサーバーにインストールすることにより、アンチウイルスによるスキャンと通常のトラフィック処理を分けることができるため、システムの全体的なパフォーマンスが向上します。
VMware Ready認証の取得
Kaspersky Anti-Virus for Proxy Serverは、VMwareのテストに合格し、VMware Readyロゴを取得しています。仮想化インフラにおけるシームレスな相互運用が可能です。
機能概要
製品の特長
インターネットトラフィックのリアルタイムスキャン
プロキシサーバーを通過するトラフィック(HTTP、FTP)に潜む、あらゆる種別のウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるプログラムを検知して削除します
ヒューリスティック分析とフィルタリングパラメータの選択
ヒューリスティック分析によって、新種のマルウェアや未知の悪意のあるプログラムも検知できます。また、さまざまなフィルタリングパラメータ(IP および URL アドレス、MIME タイプ、ファイルサイズなど)が用意されているので、ユーザーグループごとに異なるスキャンルールを作成できます。
アーカイブされたファイルのスキャン
Kaspersky Anti-Virus for Proxy Serverは、あらゆる種別のファイルや添付ファイルに潜むマルウェアを検知して処理します。70種類以上のアーカイブ形式(420バージョン以上)と260種類以上の圧縮ファイル形式(1,330バージョン以上)をサポートします。
潜在的に危険なプログラムの検知
拡張保護オプションを使用することで、悪意のあるプログラムと潜在的に危険なプログラム(スパイウェアなど)の両方を検知して削除できます。
その他の機能
リモート管理
Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server は、Web インターフェイスまたは単一の設定ファイルを使用してリモートで管理することができます。
グループのセキュリティポリシー
管理者は、企業のセキュリティポリシーや従業員の要件に合わせてルールを定義し、ユーザーグループごとにトラフィックのフィルタリングルールを設定することができます。
レポートと統計
管理者は、統計情報をまとめたレポートを作成し、マルウェアの活動状況を追跡したり、Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server のパフォーマンスを監視したりすることができます。
アップデートモードの設定
定義データベースとプログラムモジュールのアップデートは、オンデマンド、自動、またはスケジュールに従って行うことができます。 アップデートファイルは、インターネットを経由してカスペルスキーのサーバーから直接ダウンロードするか、ローカルの企業サーバーから直接ダウンロードできます。
Kaspersky関連製品のご紹介
URLフィルタリングソフトにProxyServer向けアンチウイルスエンジンを搭載
Webフィルタリングソフト国内シェアNo.1※1の「i-FILTER」とマルウェア検知率世界No.1の「Kaspersky Anti-Virus」がICAPで連携、より堅牢なインターネットアクセス基盤を提供します。
※1: ミック経済研究所「セキュリティコンテンツソリューションに関するユーザ調査・2012 年度板」より
i-FILTER Powered by Kaspersky動作の仕組み
インターネット通信を監視する「i-FILTER」がiCAPクライアントとして動作し、HTTP/HTTPS※2の送受信データをチェックします。通信データにマルウェアや不審なオブジェクトを検知した場合、「Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server」と連携して通信を遮断し、インターネット経由での感染をブロックします。一連のスキャン結果は「i-FILTER」のログとして記録されます。
※2: HTTPS 通信のウイルススキャンを行う場合、「i-FILTER SSL Adapter」(有償オプション)が必要です。
i-FILTER Powered by Kaspersky導入のメリット
セキュリティの向上
インターネットゲートウェイにもセキュリティを導入することで、クライアントPCの対策と合わせてマルウェアのブロック率が向上!
コストメリット
ライセンスの同時提供により導入コストを軽減。管理や設定、レポートの一元化により、運用コスト、管理コストも大幅に削減!
サポートメリット
Kasperskyとi-FILTER、二つの製品を一つの窓口でサポートできるので、対応もスムーズ。万一のトラブル時にも安心のサポート!
製品紹介サイトのご案内
i-FILTER Powered by Kasperskyにつきましては、弊社取り扱いサイトをご覧ください。下記のボタンからi-FILTER Powered by Kasperskyの紹介ページに移動することが出来ます。
資料ダウンロード
導入検討の際にご活用いただけるデータシートをPDFファイル形式にてご用意致しました。下記のボタンからダウンロードしていただき、Adobe Reader 等のPDF 閲覧ソフトウェアをご利用のうえ、ご覧ください。ダウンロードボタン右下のバナー画像からAdobe Readerをダウンロードできます。
データシートダウンロードボタンは株式会社カスペルスキーのサイトに、Adobe Readerのバナーはアドビ システムズ株式会社のサイトにリンクしています。