仮想化環境向けセキュリティ製品
VMware 仮想化環境向けに最適化されたエージェントレスアンチマルウェア
「Kaspersky Security for Virtualization」
優れたパフォーマンスでマルウェアの脅威から仮想環境を保護
従来のアンチマルウェア製品は、その多くがエージェントと呼ばれるアンチウイルスエンジンとシグネチャデータベースを各仮想マシンにインストールする必要がありました。Kaspersky Security for Virtualizationは、エージェント不要のアンチマルウェア製品です。仮想化インフラストラクチャをより効率的に保護することで、優れたパフォーマンスが得られ、Kaspersky Security Centerの管理コンソールから、仮想化されていないエンドポイントやモバイルデバイスも含め、一元的に管理することができます。すべての仮想マシンを強力に保護すると同時に、システムリソースの使用率を改善し、システム管理者の負担を軽減します。
運用イメージ
主な機能
統合化された管理機能
グループまたは個々の仮想マシンの保護ポリシーの設定、アンチウイルススキャンの起動、シグネチャデータベースやプログラムモジュールのアップデートを一括して行うことができます。
管理データベースには、感染したオブジェクト専用の保管場所が用意されます。管理者は隔離されたオブジェクトやコピーの情報を取得できますが、ユーザーはアクセスできません。
各種イベントの発生時には、管理者に対して、SMS、IM、SMTP、またはKaspersky Security Center経由で通知することができます。
定義データベースはカスペルスキーのサーバー、またはローカルサーバーから自動もしくは手動で更新できます。負荷の低いサーバーが自動で選択されるのでスムーズなアップデートが可能です。
Kaspersky Security for Virtualizationのセキュリティポリシーとタスク管理機能により、グループまたは個々の仮想マシンの保護ポリシーの設定、アンチウイルススキャンの起動、シグネチャデータベースやプログラムモジュールのアップデートを行うことができます。
スケジュールに沿って、全ての仮想マシンでルーティンスキャンを実行できます。複数のマシンでの同時スキャンを自動的に回避する為、スキャンストームが発生せず、システムの性能低下を抑えます。
機能概要
製品の特長
VMwareの仮想環境に最適化
Kaspersky Security for Virtualizationは、VMwareのvShield Endpointに接続可能な仮想アプライアンス型アンチマルウェア製品です。一元管理型のアンチマルウェアエンジンおよびウイルス定義データベースを使用して、物理ホストをウイルスの脅威から保護します。
強力なアンチスパムエンジン
管理コンソール、Kaspersky Security Centerにより、仮想マシン、物理マシン、モバイルデバイスのセキュリティを一括で構成することが可能です。また、リモートでのデバイス管理やアプリケーションのインストール、保護パラメータの設定、シグネチャデータベースおよびプログラムモジュールのアップデートといった、インストールから運用、設定、管理までを一元的にコントロール出来ます。
負荷の最適化
Kaspersky Security for Virtualizationは、エージェントレスで動作するため、アップデートやスキャンが一斉に実行されることで発生する「アップデートストーム」や「スキャンストーム」がなく、アンチマルウェアシステムが及ぼす仮想マシンへの影響を最小限に抑えます。また、各仮想マシン1台1台にエージェントが存在しない為、仮想マシン間で発生するセキュリティのインスタントオンギャップ（パターンファイルの更新頻度の違いによるセキュリティ強度の差）の発生を回避することができます。
ストームの発生を抑え、仮想環境のシステムリソースを良好な状態に保ちます。
マルウェアからの保護
Kaspersky Security for Virtualizationのプロアクティブ保護は、シグネチャデータベースにまだ登録されていない未知の脅威に対する保護を実現します。プロアクティブ保護は、システム内で起動されたプロセスを分析し、脅威の可能性があると認められた場合、ユーザーに警告を表示します。また、必要に応じて、隔離された仮想環境で疑わしいプログラムを検証し、不要な変更をロールバックし、破損したデータを復元することもできます。
仮想マシン（VM）上のファイルやフォルダーはオンデマンド（手動）スキャンが可能です。 特定の仮想マシン上で不正な動作の疑いがあるオブジェクトを確認する場合に特に便利です。
スキャンを実施する際に、最近スキャンしたファイルをスキップするように設定することが可能です。スキャン対象のファイルを絞ることにより、スキャン効率を高めることができます。
その他の機能
統合化された管理機能
VMware vMotionをサポート
Kaspersky Security for Virtualizationは、VMware vMotionをサポートしており、1つのESXiホストから別のESXiホストにワークロードを移動する際にもシステムの保護が中断しません。必要なライセンスさえあれば、移動先のホストでも移動元と同じセキュリティ設定でワークロードを保護できす。
VMware vCenterとの統合
Kaspersky Security for Virtualizationは、仮想マシンと関連パラメータのリストなど、仮想マシンに関する情報をvCenterから受信します。vCenterとの統合により、可視性が向上するだけでなく、新しい仮想マシンが設定されるたびにシステムが自動的に保護されます。
複数のVMware環境でテスト済み
Kaspersky Security for Virtualizationは、次の環境でテスト済みであり、以下の製品と互換性を備えています。
VMware vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS)
VMware vSphere High Availability (HA)
本製品に含まれているアプリケーション
マルチプラットフォームに対応した統合管理コンソール
Kaspersky
Security Center
各種セキュリティ機能の導入や設定、管理を効率化。モバイル端末やワークステーション、サーバーを一元的に管理します。
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