Cloud Sync｜クラウド｜ネットワークストレージ NetApp（ネットアップ）

概要

Cloud Syncは、ファイル共有(NFS/CIFS)やオブジェクトストレージ(S3)の間のデータを同期するサービスです。SaaS型での提供となります。

データ移行
- オンプレのNASデータをクラウドのオブジェクトストレージへ移行
- 異機種間のストレージのリプレースなどでも使用可能
クラウドストレージへのデータ同期
- 例えばオンプレで収集するデータに対してクラウド分析サービスを利用する際に、Cloud Syncでオンプレのリポジトリからクラウドストレージへ高速でデータを同期することが可能
データの統合
- 複数システムのデータを1つのリポジトリに統合
データのアーカイブ
- コンプライアンスや規制に対応するためのデータアーカイブで利用
データレイク
- ネイティブのフォーマットで大量のデータを保存
データ保護
- データ保護目的でクラウドストレージを活用

Cloud Sync Service
- クラウドベースのポータル
Data Broker
- ソース-ターゲット間の同期関係の制御とデータ同期を行う。AWS, Azure, GCP, オンプレミスホスト（Linux）上に構築する。
Sync Relationship
- ソースフォルダとターゲットフォルダの対で、1つの同期関係を設定

Cloud Sync 仕組み

Cloud Syncを利用する場合のコストは、Cloud Syncのサービスに対する課金と、クラウドサービスのインフラ（EC2などのコンピューティングサービス）に対する課金の2種類です。

Cloud Syncサービスに対する課金は、以下の2種類となります。

Cloud Volumes ONTAP

パブリッククラウド上で動作するNetAppの仮想ストレージ
Cloud Volume Services / Azure NetApp Files

フルマネージド型で提供される高速ファイルサービス
Cloud Sync

NFS/CIFSとオブジェクトに対応した、高速・セキュア・自動化されたデータ同期サービス
Cloud Tiering

オンプレミスのAll Flash FASのコールドデータをパブリッククラウドに保管するサービス
SaaS Backup

Office365 / Salesforceのバックアップサービス
Cloud Insight

ハイブリッドマルチクラウド環境の可視化
CVO Cloud

パブリッククラウド活用支援、マネージドサービス付きのクラウドストレージサービス
Cloud Backup Service

ONTAPデータ保護のためのバックアップとリストア機能
Spot by NetApp

AWS、Azure、Google Cloud Platformなどの主要なクラウドプロバイダーの利用状況を分析し、利用しているインスタンスタイプを最適化することで、コストを削減します