データ改ざん防止ソリューション

データ改ざん防止の重要性

近年、検査データの改ざんが次々と発覚し社会問題化しています。データ改ざんは、製品の品質を保証する根幹を揺るがせ、企業の信用失墜につながるものです。製造業や金融、医療、建築・建設など、データ改ざんのリスクが大きい分野だけでなく、デジタル時代ではあらゆる産業でデータ改ざんの防止対策が求められます。故意によるデータ改ざん・削除だけでなく、サイバー攻撃、オペレーターの操作ミスなどへの対応も必要です。各種法律により電子データの管理規制が厳しくなる中、内部統制の強化とともに、データ改ざんを行えない環境の構築が重要です。

課題・悩みデータ改ざん防止における課題

  • 人による管理体制には限界があるため、データを改ざんができない仕組みを構築したい
  • 用途に合わせてストレージのコストとパフォーマンスの両立を図りたい
  • データ改ざんはもとより操作ミスによるデータ削除も防止したい

解決策データの改ざん・削除を防止するWORM(Write Once Read Many)機能で課題を解決!

  • WORMは一度書き込んだデータを読み出すことはできますが、データ自体の変更は不可能にする機能です。WORMにより、電子メール、文書、監査情報、検査データなど、長期間保存が求められる様々なデータを変更不可能な状態で保持できます。WORMを利用することで記録の保管に対する規制や、コンプライアンス要件、企業のガバナンス基準を満たすことが可能です

WORM機能を提供するNetAppのSnapLockは2タイプ

  • SnapLock Enterpriseは、一般の企業内でWORM機能が必要な場合に適しています。個別のデータの書き換え・消去はできませんが、ルート権限を持つ管理者は、SnapLockボリューム全体の削除が可能です
  • SnapLock Complianceは、SEC Rule 17a-4やSOX法などの法規制対応のニーズに応えます。設定した期間中は、データファイルの消去や書き換えはもとより、SnapLockボリューム全体の削除もできません
SnapLockによるデータ改ざん防止

図.SnapLockによるデータ改ざん防止

設定した期間中はデータの変更・削除ができないことから、ファイルサーバにおけるデータ改ざんを防止し、コンプライアンスの強化が図れます。

ソリューション一覧

  • コスト最適化ソリューション
    • コスト最適化ソリューション
    • 自動階層化機能により、ストレージのコスト最適化を行う
  • データ改ざん防止ソリューション
    • データ改ざん防止ソリューション
    • ストレージの強力なWORM機能により、重要データの改ざんを防止する
  • データ保護/災害対策ソリューション
    • データ保護/災害対策ソリューション
    • クラウド・オンプレへの遠隔地バックアップにより、データ保護を行う
  • ファイル検索ソリューション
    • ファイル検索ソリューション
    • 企業内ファイル検索により文書検索時間短縮を図り、業務効率化を行う
  • セキュリティソリューション
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    • 様々な手段による多層防御で大切なデータを脅威から守る
  • 仮想化ソリューション
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    • 仮想化およびクラウド環境における柔軟なストレージ基盤の実現
  • Data Fabric/ハイブリッドクラウド
    • Data Fabric/ハイブリッドクラウド
    • ハイブリッドクラウドへのIT変革を実現するソリューション

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