コスト最適化ソリューション

サイト障害からのデータ保護

コスト最適化とは、単純なコスト削減とは異なり、費用対効果の観点からそのコストが適切かどうかを見直すことです。現在、ITコスト最適化では、データ量増大への対応が重要なポイントとなります。医療画像データや3D CADデータといった業種特有のデータに限らず、DX(デジタルトランスフォーメーション)によるデータ活用シーンの拡大や、コロナ禍に伴うテレワークでの画像・動画データの増大など、大容量データを高いパフォーマンスで扱うケースが増えています。ITコスト最適化を実現する上でカギを握るのがストレージです。ポイントなるのは、データの利用頻度や重要性などの観点からストレージ最適化を図ることです。

課題・悩みストレージ最適化における課題

  • 増大するデータ量に対し運用負荷をかけることなく効率的にデータを管理したい
  • 用途に合わせてストレージのコストとパフォーマンスの両立を図りたい
  • 中・小規模向けに低コストでストレージ最適化を実現したい
  • クラウドを活用することでストレージのコストをさらに抑制したい

解決策コストとパフォーマンスを両立するストレージ自動階層化で課題を解決!

  • ストレージ自動階層化とは、アクセス頻度の低いデータを容量単価の安いオブジェクトストレージに自動的に移動し、コストの抑制を図る機能です。アクセス頻度の高いデータのみが高性能なSSDを利用することで、限られたストレージ資源の有効活用を実現します
  • 自動階層化において、階層化ポリシーの設定によりプライマリファイルサーバ用途やバックアップ用途、アーカイブ用途など、用途に合わせてコストとパフォーマンスの両立が図れます
自動階層化によりアクセス頻度の低いデータを、容量単価の安いオブジェクトストレージに移動しコスト最適化を図る

図.自動階層化イメージ

自動階層化によりアクセス頻度の低いデータを、容量単価の安いオブジェクトストレージに移動しコスト最適化を図る。

自動階層化の実現はオンプレミスとクラウドの組み合わにより3タイプ

オンプレミス構成

NetAppのFAS/AFFシリーズは、同社オブジェクトストレージStorageGRIDと組み合わせることで、オンプレミス環境内で自動階層化を実現できます。また、NetAppが提供するストレージ専用OSのONTAPにおいて、ONTAP9.8より実装されたONTAP S3機能をオブジェクトストレージに利用することで、小・中規模向けに低コストで自動階層化を実現することが可能です。

オンプレミス+クラウド連携構成

FAS/AFFシリーズはCloud Tiering機能により、パブリッククラウド上のオブジェクトストレージと連携し、自動階層化を実現できます。パブリッククラウドと連携することにより、利用した分のオブジェクトストレージのコストのみを支払うことで、コストパフォーマンスの向上が可能です。

クラウドストレージ構成

クラウドストレージサービスCloud Volumes ONTAPの利用時も、パブリッククラウド内のオブジェクトストレージと連携しコスト最適化が図れます。プライマリストレージ用途だけでなく、SnapMirrorによるバックアップ先ストレージとして利用する場合も、用途に合わせた階層化ポリシーの設定によりコストの最適化を実現することが可能です。

ソリューション一覧

  • コスト最適化ソリューション
    • コスト最適化ソリューション
    • 自動階層化機能により、ストレージのコスト最適化を行う
  • データ改ざん防止ソリューション
    • データ改ざん防止ソリューション
    • ストレージの強力なWORM機能により、重要データの改ざんを防止する
  • データ保護/災害対策ソリューション
    • データ保護/災害対策ソリューション
    • クラウド・オンプレへの遠隔地バックアップにより、データ保護を行う
  • ファイル検索ソリューション
    • ファイル検索ソリューション
    • 企業内ファイル検索により文書検索時間短縮を図り、業務効率化を行う
  • セキュリティソリューション
    • セキュリティソリューション
    • 様々な手段による多層防御で大切なデータを脅威から守る
  • 仮想化ソリューション
    • 仮想化ソリューション
    • 仮想化およびクラウド環境における柔軟なストレージ基盤の実現
  • Data Fabric/ハイブリッドクラウド
    • Data Fabric/ハイブリッドクラウド
    • ハイブリッドクラウドへのIT変革を実現するソリューション

お気軽にご相談ください


お問い合わせ